「消えた初恋」4話、橋下のビンタと、井田への思い
あっくんが仲介に入ってくれたおかげで、青木が井田を好きな事は勘違いだったと言うことになった。
しかしいざそうなってみると、青木の中にもやもやとした気持ちが残ってしまった。もしかして本当に井田のことを好きになったかもしれない。
でも誰にも相談できない。相談できるのは隠し事を共有している橋下さんだけ。彼女が強い味方になってくれた。
青木はもともと橋下さんが好きだった。だからあっくんに借りようとした消しゴムが、橋下さんから借りれた事は嬉しかった。
でも何か書いてあることに気づき、化粧のカバーをずらすとカタカナで「イダ」と書いてあり、おまじないをかけた消しゴムだった。
その時に青木の初恋は終わったはずだった。しかしなぜ橋下さんが井田を好きなのか意識しているうちに、知らず知らず井田のいいところが目につき
気がつけば橋下さんより、井田を目で追いかけるようになっていた。そして文化祭が無事に終わった時、橋下さんが消しゴムで書いたのは
自分と1番仲が良い相田だった。1番最初の文字が消えていただけで、勘違いしてしまった。でももう青木の気持ちの中には井田がいた。
そして、橋下さんに背中を押されて、アプローチしていくと、井田も青木を意識し始めていた。
でも、男同士の恋愛について、どんな風に対応していいのかわからなかった。女のことも恋がしたことがないのに。
そんな時に、相田に井田と間違えていたと言うことを話してしまった。するとすぐに井田の元へ行き、あっくんが勘違いの出来事だった。
と話してしまったことから、井田は少し安心感を覚えた。しかしその去っていく後ろ姿を見ているうちに
青木は大切なものを失ってしまったと気づいた。確かに自分の中に井田への恋心があることを認識した。
でももう誤解だと言ってしまった以上、井田を困らせるわけにはいかないと思い、自分の気持ちにふたをしようとした。
主題歌
オープニング
Snow Man
「Secret Touch」
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エンディング
なにわ男子
「初心 LOVE」
青木は橋下さんになら、自分の気持ちを素直に言える事ができた。まとまらない自分の気持ちを素直に吐き出すことができた。
モヤモヤしたままな気持ちで、このまま消えたいと思っていた。しかし先日のテストで1桁の点数をとってしまった青木は
橋下さん、あっくん、井田の4人で勉強会をして、次のテストに備えることができた。その結果96点と言う幻の点数が取れた。
あまりの嬉しさに、もう井田とは関わらないと決めていたのに、嬉しくて前にいる井田のシャツを引っ張り、自分の答案を見せた。
嬉しくてたまらなかったが、ふと我に返ると自分から嬉しくて話しかけてしまったことに、再び後悔することになった。
しかし、この店主が思わぬ波紋を呼んだ。職員室に呼び出されたのだ。青木は先日のテストで6点だった。なのに今回のテストは96点。
あまりにも点数が上がりすぎて、逆に「カンニング」を疑われてしまった。しかし自分はカンニングなどしない。
担任もそれを認めたが、こんなに点数が上がる勉強法はどんなものなのか知りたかった。そこに頼まれたノートを持って
井田が職員室に入ってきた。そして「青木はカンニングなんてしてません。この間勉強会をしたんです」といきなり点数が上がったわけを話してくれた。
すると担任は「本来ならば教師がしっかりと教えるべきだが、足りない部分もあるので、これからもそのように勉強に励むと良い」とうれしそうに話してくれた。
なんだか助けられた形になった青木。井田から「お前この間から、運河悪いよな」とシンデレラ役をかってでたことや、なんだか損な役回りが多いと指摘された。
それは、橋下さんの秘密を守るために、自分で自ら墓穴を掘っていることになっているが、井田は少し心配してくれていた。
その頃橋下さんが、あっくんと井田が話し、誤解だと言うことを言ってしまったことを聞いた。
すでに青木の気持ちを聞いており、それで落ち込んでいるのを知っていた。あっくんは余計なことをしてしまった。でも自分の手柄のように言っている姿を見て
橋下さんは思わずあっくんにビンタを食らわせてしまった。青木の気持ちも知らずに、勝手に誤解を解いてしまって、余計なことをしたと怒っていた。
あっくんには理解できなかったが、好きになるのに男も女もない。そんな思いから橋下さんは、あっくんのことが好きなはずなのにビンタをしてしまった。
今まで最高にかっこよかったあっくんが、その話をして急にださく見えた。橋下は大きな気持ちを持ってビンタをしてしまった。
あっくんはすぐに青木にそのことを報告した。そして勝手に誤解を解いてしまったことを謝ったが、青木のバツが悪かった。
井田は自分への思いを否定されたが、あれからずっと青木のことが気になっていた。つまり井田も青木に少し思いを寄せていた。
テストの結果で席順が決まるため、テストが終わるとすぐに席替えがあった。井田の後ろに座っていた大木は離れてしまった。
青木は正直、井田の背中を見ながら授業を受けるのが辛かった。だから席が離れてほっとしていたが、気づくと井田のことを目で追ってしまっていた。
それはあっくんにもバレバレで、本当にそれは恋だと指摘されてしまった。しかし一方の井田も「恋ってなんだ?」と彼なりに悩んでいた。
井田もまた、気づくと青木の事ばかり考えていた。勉強会の後のテストで、96点取ったことが嬉しくて、はしゃいで報告してきた青木が可愛かった。
しかし、本当の恋と言うものがわからずに、青木に対する気持ちが恋なのか、それとも友情なのか、彼なりに悩んでいた。
すると同じバレー部の部員たちが、井田の様子がおかしいと、気にかけてくれたが、まさかクラスメイトの男子生徒青木のことで悩んでいるとは言えなかった。
青木は、井田への誤解を解いてしまってから、この気持ちが本当に恋だと気づいたのだが、もう遅い。だから1人こもりたいと学校出て行ってしまった。
それを追いかけた橋下さん。そこに出くわしたあっくん。何があったのか聞いてみると、「全部あっくんのせいだから」と言っていた。
ならば自分が1番よく青木のことを知っているので、自分が勝手に誤解を解いてしまったお詫びに、青木がいると思われる公園に現れた。
そして誤解を解くチャンスがあると教えた。それは数日後に変えた「林間学校」開放感の中で、気持ちも解放され自分の気持ちに素直になれる。
それこそが最大のチャンスの時。だと青木に伝えた。果たして青木は自分の気持ちに正直に、井田と向き合えるだろうか。
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