「君となら恋をしてみても」3話、期末テストと龍司の思いと家族の温かさ
天はどんどん龍司に惹かれていく。でもこの気持ちを声にしたら今の友情も終わってしまう気がする。
だから、龍司への気持ちは抑えていたいが、龍司ならこの気持ちを受け止めてくれるだろうか!?
損事を考えているうちに、高校では期末テストが近づいてきてしまった。龍司のピンチだ。
コンテンツ
期末テストの勉強
お店の手伝いで疲れているのか、龍司は学校に来てずっと寝ている。だから天が起こさないと
移動教室も遅れそうになるくらい。そんな龍司に天敵の「期末テスト」がやってきた。寝ているので、
全く授業が分からない。でも今回は天がいる。龍司は天に勉強を教えてもらうことにしたが、
天も転校早々なので、自身がなかった。龍司は「赤点回避」が目標だった。それならばあまりハードルも高くないか。
と天は龍司に勉強を教えることにした。そして、初めて龍司の家に来た。そこでトイレに行きたくなってしまった。
部屋を出てきたが、天は仏間に来てしまった。まだ若い男性の写真が飾ってあった。すると龍司が
「初めて来たのに、トイレの場所わからないよな」と降りてきてくれた。そして、仏壇の写真は父親だと教えてくれた。
昔から定食屋を手伝っていたが、父の病気に最期まで気づかなかった。最期まで働いていた父の姿がある。
トイレの場所を教える前に、龍司は父に手を合わせて、天にトイレの場所を教えようとzしたがいなかった。
原作
窪田マル
「君となら恋をしてみても」
君となら恋をしてみても 1 (書籍扱い花丸コミックス) [ 窪田 マル ]
主題歌
OP
the shes gone
「きらめくきもち」
ED
osage
お店に対する龍司の思い
天はなぜか仏壇の前にいた。そして龍司の父に「しらす丼」の感想を述べていた。とても無邪気に。
「あれはお父さんの味だったんですね。ちゃんと受け継がれています。とてもおいしかったです」
と、天は報告していた。そして、部屋に戻ると龍司は本音を天に漏らした。父親に訳も分からず「頼む」
と言われた。お店の手伝いは嫌じゃないかった。しかし、龍司からすれば父は中学の時突然亡くなってしまった。
自分なりにお店を手伝ってきたが、父の期待に応えられているのかとても不安だったのだ。
しかし、さっき天が父に挨拶してくれたことで、自分がやっていることは「間違っていない」と自信が持てたのだ。
そして、やっと期末テストが終わった。龍司は1枚ずつ答案を確認して、天に渡した。
天は1枚ずつ机に並べた。80点、55点・・・5教科合計して、何とか目標の「赤点回避」が成功してのだ。
天が感じる家族の温かさ
龍司は自分のために勉強を教えてくれたり、苦手克服ノートを作ってくれた天に感謝して、
食堂で「冷やし中華」をはしめたから。と夕飯に招待した。そこには一人っ子で、いつも留守がちの両親のもとで育った天には
初めての光景が広がっていた。龍司には中学生の妹、そして小学生の弟がいるが、龍司の母も含めて
5人で囲む食卓。天にはこんなに大勢で囲む食卓は初めてで、とても暖かかった。初めて感じる家族の温かさだったかもしれない。
しかも弟が、天に具をくれたが、それを皮切りにみんな天におすそ分けをくれた。とても楽しい夕食だった。
そして、夕食の後また銭湯へ行ったが、天は龍司に思いを隠せなくなりそうで、先に出た。
その後に出てきた龍司は牛乳をおごってくれた。2人でお風呂上がりの牛乳を飲んだ。
何となく並んで座っていたが、龍司は肩に重さを感じた。あんなにはしゃいでいた天が眠ってしまった。
龍司は起こすわけでもなく、優しく見守り、眠っている天をそのままにしておいてくれた。
そして、2人で帰るときふいに天が「自分の気持ちを知ってほしい」と告白してきた。「答えはいらない」という。
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