「君となら恋をしてみても」2話、天のトラウマ、奇跡の雨、受け入れる龍司
天は新しく引っ越した地で、龍司に出会った。そして、なんと銭湯で一緒にお風呂に入ることができた。
そして、学校へ行けば隣の席。彼はいつもお店の手伝いで疲れているのか、授業中ずっと寝ている。
そんな寝顔を見れるだけで、天は幸せだと思っていた。しかし、今回はもっと幸せな奇跡が起きた。
コンテンツ
天のトラウマ
一緒に銭湯に入った時、天は龍司に近づこうとしなかった。それは「好きになりそう」な気持ちを抑えていたから。
そして、龍司はそんな天の話し方を聞いて、「なんでそんな茶化すような話し方をするの?」と聞いてきた。
そして、天は自分が同性愛者であり、過去に友達に告白されて「冗談」にされたことがトラウマとなり、
こうして、自分のことを茶化して話すようになったと打ち明けた。それを聞いても龍司は天を茶化したりしなかった。
自分の思いを口にした天に、特別差別的な視線を向けるわけでもなく、ちゃんと向き合ってくれた。
天はこれ以上優しくされると本当に、龍司のことを好きになってしまいそうだった。しかし、龍司は真剣な顔をして、
「僕の前では茶化さなくていいですよ」と言ってくれた。本当に彼は天を一人の人として見てくれてているのが分かった。
原作
窪田マル
「君となら恋をしてみても」
君となら恋をしてみても 1 (書籍扱い花丸コミックス) [ 窪田 マル ]
主題歌
OP
the shes gone
「きらめくきもち」
ED
osage
突然の雨の奇跡
龍司とは学校でも隣の席。天は嫌でも意識してしまう。でもまた避けられるような態度になってほしくない。
自分の気持ちを抑えなくてはいけない。そんな時帰りに雨が降った。かなりの大雨だったが、
龍司は玄関で困っていた。傘がなくて帰れない。このまま濡れて帰る覚悟を決めていた。しかし、この「奇跡の雨」
天は勇気を出して、「一緒に帰る?」と傘を差しだした。すると龍司は「悪い!」と言って傘を持ってくれた。
そして2人で歩き出した。天より背が高い龍司が自然に天に負担をかけないように傘を持ってくれた。
そして、雨の中を歩いていても、よく見ると天をちゃんと傘に入れてくれているが、龍司が濡れそうになっていた。
だから、龍司に傘を譲ろうと、譲り合っているうちに、雨はあっという間にやんでしまった。
やんだ空を見て笑ったが、相合傘で帰った天の気持ちはもう持たなかった。龍司から傘を受け取らずに逃げるように帰ってしまった。
受け入れる龍司
翌日天は熱を出して学校を休んだ。しかし、トイレへ起きると玄関に龍司がいて慌てた。
どうして彼がいるのか!?すると「傘を早く返したくて」と昨日の傘をもってきてくれた。
そして、天の部屋に来てくれた。少し言葉を交わして、龍司は帰ろうとした。病でこころが弱っていたのか、
天は甘えてしまった。「眠るまでここにいてほしい」と龍司に行ってしまった。しかし、龍司は嫌がるそぶりも見せず、
天の願いをすんなりと受け入れてくれた。そして、龍司は布団から出ていた天の手を握ってくれた。
眠るまでそばにいてくれたら天はそれでよかった。だから起きて龍司がいなくても驚かなかった。
そして、祖母のいる和室へ行った天は驚いた。龍司がそこにいたのだ。帰ったと思っていたのに。
龍司は起きた天を見て、安心して帰って行った。天はますます龍司への思いを募らせていった。
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