「君となら恋をしてみても」1話、天の引っ越し、2人の出会いから銭湯へ
天はいつのまにか自分を茶化して、見せるようになっていた。それは自分が「同性愛者」だと気づき
その気持ちを同級生にぶつけた。一緒真顔になったが、思いっきり笑われて「冗談」だと流された。
それから天は自分の気持ちを隠すように、軽いイメージの高校生として過ごすことを決めた。
コンテンツ
島へ天の引っ越し
天は家庭の事情で、島に暮らす祖母の家に暮らすことになった。潮風が気持ちいい駅。
天は祖母の家へ行く前に、島を探検することにした。今まで住んでいたところと全く違う。
とても景色も良くて、ここなら自分らしく暮らしていけそうな気がする。そんな予感がしたとき
目の前に「三毛猫」が現れた。声をかけようとしたら逃げられてしまったが、猫の名前を呼ぶ声
顔をあげると、自分と同い年くらいの男の子がたっていた。野良猫だけど地域で可愛がられている猫。
原作
窪田マル
「君となら恋をしてみても」
君となら恋をしてみても 1 (書籍扱い花丸コミックス) [ 窪田 マル ]
主題歌
OP
the shes gone
「きらめくきもち」
ED
osage
2人の出会い
天は猫のことを教えてくれた男の子に釘付けになってしまった。思わず恋してしまいそう。
でもそんな気持ちを押し殺さなくては。この地では自分の本心を隠して生きていくと決めた
しかし「どうしたの?」と声をかけられた。とっさに天は会話を繕いなんでもないふりをしたが
その瞬間にお腹がなってしまった。かっこいい男の子の前でめちゃくちゃはずかしい…。
と、思っていると男の子は、「俺んちこの近くで食堂やってるから、食べていく?」と声をかけてくれた。
天は嬉しくて思わず「行くっ!」と元気よく返事をしてしまったが、そこから思いもよらない展開に。
「この近く」と言ったのに、そこに行くまでにかなりの階段を登ってもまだつかない。
島に慣れていない天は根をあげそうになったが、男の子は所々立ち止まり待っていてくれた。
しらす丼と銭湯へ
やっと着いた食堂は海が一望できるとても「景色」の良い場所だった。天はさっきまでの疲れも忘れてしまった。
そして男の子は「適当に座って」と言って、注文を聞くと厨房へ行ってしまった。天はわくわくして
料理が出てくるのを待っていた。注文したのは「しらす丼」鮮度が命なので、島の外ではあまり食べられない。
そして、提供されたしらす丼は思っていたよりも何倍もおいしかった。とても喜んで食べる天を男の子は嬉しそうに見ていた。
その後、近くに「銭湯」があるというので、2人で行くことになったが、男の子は意識しなくても、
天は知らず知らずに意識をしてしまう。それでも一生懸命祖の気持ちをかくして、一緒の湯船につかった。
近くに座ることはできなかった。自分の気持ちが相手に悟られそうだった。翌日から天は高校を転校した。
そして、新しい席。しかし窓際の一番後ろ。隣の男子は授業中でも寝ているが、顔をあげると、昨日の男のだった。
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