「美しい彼２」最終回、清居の気持ちと、平良の就職そして二人の未来

平良はいつまでたっても、清居は自分より尊い存在で、決して交わることのない間柄だと思いながらも、

 

一緒に暮らしていたが、ある日いとこが来た時に、清居のことを「友達」だと紹介した。

 

そのことで、清居は家を出ていってしまった。また交わることのできなかった平良と清居。

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平良がいつものように家に帰ると、いつもの場所にいつものように清居が寝ていた。それは夢ではないのだろうか！？

 

もう二度とこの家には帰ってこないと思っていた。そんな清居が当たり前のようにいる。どうしてなのだろうか！？

 

しかし、清居は自分の気持ちに気づいてほしくて戻ってきた。そこに同級生から結婚式ついでの同窓会の連絡が来た。

 

いつも平良の家に集まり、騒いでいた仲間の中から2人が結婚ずることになったのだ。清居が行くならば

 

平良は行く。2人で結婚式の２次会のお祝いに駆けつけた。みんな清居はもう手の届かない人物だから

 

「来なくて当たり前」と思っていたが、清居はそこにいた。平良がいるそこにいた。

 

そんなことは誰も知らない。平良もそれを知らない。なぜなら清居は自分の本当の気持ちを知ってほしかった。

 

家族に「友達」と言われる気持ち。いつまでも友達から抜けられない気持ち。本当は友達ではない自分の気持ち。

 

 

平良の気持ちは石ころ

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清居は平良には「駆け引きは通じない」と痛感した。そこではっきり自分の気持ちを口にすれば

 

平良はへんな頑固を発動する。そして自分を卑下する。でも清居はなぜだかそんな平良のことが好きで仕方ない。

 

だから、平良が就職できなくても、自分がそれなりに稼いでいるから大丈夫。と言えば、平良は頑固になる。

 

それなら「馬車馬のように働け」と言えば、嬉しそうに返事をする。平良は清居のために何かしたい。

 

清居には清居のまま、エターナルでいて欲しかった。だから、清居から見れば平良は面倒くさい男なのだ。

 

そして、平良は小山から、カメラマンの山田が平良が「写真を提出しなかった」ことを怒っていると聞いて、

 

急いで現場に向かった。撮影中でも作品を観てもらおうとしたため、急遽アシスタントになってしまった。

 

そして、山田は提案してきた。「アシスタントが一人田舎に帰ってしまった。アシスタントにならないか！？」

 

平良の直感は「この男の波長は合わない」と言っているが、山田は昔の自分と似ている、平良の生意気な作品をみて

 

一緒に仕事をしたいと思った。そして撮影したものを撮影してほしいと思っていた。

 

 

と、唐突に話し出した。「山田さんのアシスタント」というと、清居は尊敬する安奈のカメラマンをしている

 

山田のこと稼働が確認した。平良はうなずいた。そして山田から「取りたい作品」と言われて、

 

「清居を撮りたい」と答えたが、清居は日常的に写真を撮影されているので、それはいつものことだというが、

 

平良の言う意味は違った。「俳優清居」を殺意営して、その写真の片隅に小さくでいいから、

 

「撮影平良一成」と載せたいのだった。それを聞いた清居はポケットから何かを出した。

 

小さな箱にアヒルがリボンでつけてある。「今日はバレンタインだから」というと、平良は失神しそうになりながら、

 

「家宝にします！永久保存・・・どうやるんだっけ！？」とテンパっているうちに、清居がリボンを外して、

 

チョコを食べさせてくれた。その瞬間平良の気持ちは抑えられなくなった。そして「ごめん。今日は我慢できない」

 

と、２人はキスを交わした。きっと清居も自分の本当の気持ちに気づいて、平良が自分と同じ目線になったら

 

気持ちを我慢しないでおこうと思ったのだろう。それが今この瞬間だったのだろうか！？

 

 

そして、チョコより甘いキスと、最後の「アヒル隊長のチョコ」、それを清居が嬉しそうに「不審君」という。

 

それは土のチョコよりも、彼にとっては嬉しいチョレートでそれこそ「家宝」になるのだろう。

 

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