「ジャックフロスト」最終回、忘れたスケッチブックと海での出会い、そして再会

律は郁哉が大切なことを隠していたと、怒ってしまった。自分が記憶をなくしていたこと。

 

それをいいことに「やりなおそう」としていた郁哉の思いに、律は答えることができなかった。

 

弟に付き添ってもらい、2人の部屋から引っ越すことに決めた。しかし荷物の受け取りまでに少し時間があった。

 

コンテンツ

忘れていたスケッチブック

律は引越し業者に、荷物を引き渡した。受け取りは「18時です」と言われた。弟と一緒に過ごすつもりだったが、

 

やっぱり1人で数年の間過ごした、このマンションの周辺を歩いてみたくなった。その時郁哉が部屋から走ってきた。

 

「まだこれ残ってた」と言って一札のスケッチブックを渡してくれた。大学生の頃から使っているスケッチブックだった。

 

それをもらうと郁哉は、振り返らないように部屋に戻っていった。それと同じ街に住むともこさんから

 

「追いかけなくていいの?律君、記憶をなくす前に、2人の問題をどうにかしたいと悩んでたんでたんだよ。」と教えてくれた。

 

律は、記憶をなくす前に、すでに郁哉と喧嘩が耐えなかった。だから「全て忘れたい」と思っていた。

 

でも郁哉のことが好きだから、そんなことはできないと思っていた。だからどうしたらこの関係が改善するのか考えていた。

 

そんな話をしていると、律の弟が玄関に来て「この辺を散歩してから行くらしい。まだ間に合うから」と言いに来た。

 

郁哉は2人に背中を押されて、律を追いかける決心をした。そして律がいきそうな場所を探して回ったが見つけることができなかった。

 

■ドラマ関連作品

主題歌

OP

Anonymouz

夜行性

ED

miwa

Love me

 

大学生の時の海での出会い


律はいつもの喫茶店に最後に入っていた。そしていつものホットケーキとコーヒーを頼んでいた。

 

郁哉が持ってきてくれたスケッチブック。最初のほうは見たものを適当に書いたものだった。

 

しかし、数ページめくると海の風景が出てきた。ちょうどそこにホットケーキが運ばれてきた。

 

店員さんが「綺麗な海の絵ですね。」律は「大学生の頃に書いたものです」と答えた。すると店員は続きを見たいと言った。

 

律は「これを食べてから」と答えた。そして律はホットケーキを食べ終えると、テーブルをきれいに片付けて、

 

海のページから次のページをめくってた。すると、2人の男性が海をバックに描かれていた。

 

そしてもう1ページめくると、海をバックに1人の男性が描かれていた。その瞬間に記憶がフラッシュバックした。

 

七里ヶ浜の海に行った時、3人の男性がいた。そのうちの1人がぶつかってしまい、手に持っていたスケッチ用具が浜辺で散らばってしまった。

 

それを拾うのを手伝ってくれた男性がいた。友達が先に行こうとしても、丁寧に色鉛筆を拾い集めてくれた。

 

そして、3人はその後浜辺で遊んでいた。律はその光景をスケッチしていた。それとさっき一緒に拾ってくれた男性が来て、

 

「絵、上手だね。プロになれるよ!」と言ってくれた。そしてその顔は郁哉だった。郁哉は2人が出会ったのはこの喫茶店だと思っていた。

 

しかし律は黙っていたのだ。七里ヶ浜の海岸で初めて出会っていたこと。そしてこの喫茶店で奇跡的に再会したこと。

 

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打ち明けた再会の時の話し

郁哉は律を探していたがなかなか見つからなかった。しかし1つ思い当たるところがあった。それは2人が出会った喫茶店だった。

 

いつも座る席に誰かが座っているのがカーテン越しに見えた。すると、カーテンが開いた。窓に張り付いた霜が

 

「ジャックフロスト」が消えていくように、郁哉の部分だけきれいに消えていった。そして郁哉に律が見えた。

 

急いでお店に入ってきた郁哉。律は「郁哉」と呼んでくれた。事故以来初めてだった。確認したが本当に呼んでくれた。

 

スケッチブックを見ていて、自分も郁哉に大切な隠し事をしていたことに気づいたのだ。そして郁哉に「初めて会った場所はここじゃない」と打ち明けた。

 

「大学生の頃、七里ヶ浜の海岸に行かなかった?」と郁哉に聞いたが、あまり記憶にないようだった。

 

しかし、開かれたスケッチブックを見て、「これ俺?」と律に尋ねるとうなずいた。そして律は「ここで奇跡的に再会した」

 

「それを僕は知ってたのに、郁哉に黙ってた。大切なことなのに」と、この喫茶店で郁哉を見た時に

 

あの時に、海で会った人だとわかって、郁哉のスケッチを描いていたこと。そしてあの海で、郁哉が絵を褒めてくれたから

 

あきらめずプロになることができた。本当に奇跡的な出会いだったのだ。そんな大切なことを律は黙っていた。

 

郁哉だけが大切なことを黙っていたのではなく、自分も同じことをしていた。お互いにたもの同士だった。

 

結果的に引っ越しを止めて、また一緒に暮らし始めることになった。そして荷物が戻ってきたが、いつもの律に戻っていた。

 

荷物を運ぶのが疲れたから、まだ残っているのに勝手に休憩していた。郁哉もソファーの隣に座った。

 

「少し休憩したらすぐに始める」と言って、1分もたたないうちに立ち上がり、律に引っ張られて。またソファーに座った。

 

そしてまた1分もたたないうちに立ち上がり、また律に引っ張られたが、今度は律の上に塞がるように倒れた。

 

律はいたずらっぽく「すぐに再開するんじゃなかったの?」と聞くと郁哉は「何度でも再会する」と答えた。

 

きっと2人は何度別れても、きっとどこかでまた何度も再会して、同じようにキスを重ねるのだろう。

■キャスト

 

Twitter感想

最終回を前に「聖地巡礼」をしている方が多いようですね。特に2人が最初に出会ったとされる喫茶店。

 

そして律がよくスケッチをしていた絵画など。聖地としては見つけやすい場所なのかもしれません。

 

しかし、最後の最後で、2人が最初に出会ったのは、喫茶店ではなくて「七里ヶ浜」ということがわかりました。

 

無事に2人がまた一緒になってよかったです。そして「高良くんと天城くん」の続編も決定したようですね。

 

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