「霊媒探偵城塚翡翠」4話、翡翠の未来と、透明人間、その正体は？
真は実家の事情で、1週間翡翠と離れて暮らすことになった。しかしそれがまるで永遠の別れのように
翡翠が話すことが気になり、香月に真とは相談しに来た。香月は信じなかったが「翡翠さんが言った事は外れたことがない」
と真は言った。つまり今翡翠は自分の「死」を敏感に感じ取っているのではないかと言うことだった。
コンテンツ
翡翠のこれからの未来
翡翠は、自分から香月にお願いをして「透明人間殺人事件」に関わらせてもらうことにした。
それはなんだか彼女にとって使命のようなもので、どうしても自分が解決しなくてはいけないような気がしていた。
しかし、それにより自分が死ぬかもしれないと言う可能性も強く感じ取っていた。そして被害者が9人となり
犯行時期がどんどん早まっていた。警察は一刻も早く犯人を捕まえたいと言うところだったが、9人目の被害者についても
犯人は一切痕跡を残していなかったが、鑑識が見つけられなかった痕跡が1つだけあった。
雨天はめざとくその証拠を見つけて、こっそりと持ち帰っていた。そして後輩にあたる鑑識の人に調べてもらうことにした。
その間香月は、蝦名の案内で、被害者になった女性たちの家を訪ねていたが、最近被害にあった8人目と、9人目の家しか行けなかった。
しかし、翡翠はそこから何も感じることができなかった。なぜならそこが犯行現場では無いことを示していた。
そして、気になったのが、2人とも同じメーカーの化粧品を使用していたことだった。香月は雰囲気が似ているから、そんなこともあるだろうと言った。
そして、次に最後の被害者が発見された山林に行ってみたが、そこでも翡翠何も感じなかった。やはりそこも犯行現場ではない。
透明人間殺人事件の真犯人
雨天が持ち帰った証拠品は、ラムネのようなもので、ミントのタブレットだった。同時に発覚したのは、
その商品が鐘場がいつも食べているものだと言うことだった。雨天は現場から無断で証拠品を持ち出したと言うことで、
先輩である蝦名が、それを預かり、正式な証拠品として返しておくと、雨天から預かった。
そして雨天は捜査本部に戻り、防犯カメラのチェックをしたいと思っていたが、そこに鐘場がいた。
そして、彼に電話がかかってきたため、部屋を出ていたが、座っていた椅子の下にパスケースが落ちていることに気づいた。
すると、そこには被害者たちとよく似た少女が写っていた。それは10年前に通魔に殺害された、鐘場の娘だった。
しかし、彼女は当時16歳。今被害者となっているのは、大学生から20代の女性ばかり。しかし彼女が成長していれば、同じ年代の女性だ。
一気に鐘場が「透明人間」と言う可能性が強まってきた。一方、翡翠も鐘場と初めて会った時から、後に少女がいることが気になっていた。
そして10年前に娘をなくしたことを聞いて、翡翠もまた彼が透明人間ではないかと思うようになっていた。
透明人間の正体を暴くための作戦
香月は鐘場が「透明人間」であることを証明するためにある作戦を思いついた。それは翡翠の家に彼を呼ぶこと。
そして2人きりにさせた時、彼はどのような行動をとるのか？そして実際に呼んで話をしてみたが
鐘場は翡翠に何もしなかった。そして翡翠はもう一つの作戦として、自分が明日何時にどこの場所にいるか伝えることにした。
その内容が書かれたメッセージカードを受け取ると、鐘場は帰っていったが、9件目の事件が起きてから
雨天や、香月をつけまわる、男性の影が見えるようになった。しかしある時その影が鐘場であることがわかった。
彼らの動きが自分に迫っていることを、まるでわかっているように、彼らを監視していたのだろうか。
そして、透明人間らしき人物が、翡翠の写真に向けてナイフをつきさしていた。その人物も鐘場だったのだろうか？
翡翠は、翌日になり香月と共に、予告した場所へ向かうため、車に乗っていたが、翡翠はパーキングエリアのアイスクリームが食べたいと言った。
実際に現場には向かうが、香月は危険なため、翡翠は中に入らないと言う計画だった。しかし、パーキングエリアでアイスを買っている間
車にいたはずの翡翠はどこかに消え去っていた。鐘場が後をつけていて、連れ去ったのか、翡翠自身が何かを感じてその場を離れたのか？
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