「霊媒探偵城塚翡翠」1話、透明人間殺人となき女の正体、そして彼女が探していたものは?

翡翠は他人の状況を見ることができる。透視に似たようなものだ。しかし彼女は霊媒体質である。

 

だから「霊媒探偵」と名乗っている。通常ならば、亡くなった人の霊を、自分の体におろして依頼人と話をすることができる。

 

しかし、事件性のある場合は、その霊をおろす事はとても危険であった。なぜならば、突然奪われた命と対話することになるからだ。

 

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透明人間殺人

警察では、今回7軒目の殺人事件が起きていた。どの事件も女性を狙ったもので、すべて死因は失血死だった。

 

警部の鐘場は、ミステリー小説作家の「香月」をとても信頼しており、通常ならば入れない一般人が事件現場に立ち入ることを許していた

 

そして、ミステリー作家として、証拠を一切残さない「透明人間」の人間像について聞いていた。

 

被害者の女性は、容姿端麗の女性ばかりで、死因は全て失血死。そしてその死んでいく様を犯人はずっと見ていたのかもしれない。

 

そうなると、かなり猟奇的な性癖を持った犯人だと予測できた。しかし何を考えてこういった犯行に及ぶかはわからなかった。

亡き女と水滴

翡翠のもとに香月に付き添われて、大学の後輩の女性がやってきた。最近夜の夢ばかり見ると言う。

 

そのきっかけは、大学の時に同じサークルだった女性の友人と、一緒に占いをしてもらってからだと言う。

 

その夢が現実なのか暇なのかわからない。でも、とても嫌な気持ちになるので、占ってもらった占い師に相談すると、翡翠を紹介されたとのこと。

 

早速、翡翠は、女性の周りをぐるぐると回っていたが、目をつぶっている女性には一切手を触れていない

 

しかし、女性は香月に向かって「今私の肩や手を触っているのは誰?」と少しパニックになって尋ねたが、

 

香月も目の前で見ているが、翡翠は女性の周りを手をうかせて歩いているだけだった。だから「誰も触っていない」と答えた。

 

翡翠は3周ほどすると、女性に目を開けても良いと言った。しかし本当に女性は誰かに触れられているようで、怖かった。

 

そして翡翠は、前もって女性に部屋の写真を撮ってきてもらうように言ってあった。そしてその写真を見て、女性を部屋から出した。

 

そして、香月だけ残し「彼女から目を離さないように」と忠告を伝えた。翡翠自身よからぬものを感じたのだ。

 

そして2人で待合室に出てくると、女性に「なんでもないのに、床に水滴が落ちていた事はありませんか?」と尋ねた。

 

しばらく考えた女性は、思い当たる節があるようで「あります!!」と答えた。そして、女性は、翡翠に謝礼を支払おうとしたが、

 

翡翠は依頼人から一切謝礼を受け取っていなかった。秘書曰く「翡翠さんは、謝礼をいただかなくても、生活できるお嬢様なのです」と答えた。

 

後日、女性の家で香月立ち会いのもと、3人で会うことになった。どうやら部屋に気になることがあるらしい。

 

犯人が探していたものは何なのか?

約束の日が来た。香月が先に来ていて、女性のメールは既読にもなっていなかった。そして待ち合わせにも現れなかった。

 

そこで、翡翠は「部屋は知っていますか」と聞くと「いちどだけ行ったことがあるのでわかります」と言って、女性の部屋に案内した。

 

女性の部屋の前まで来ると、翡翠は「扉を開けてください。もし開かなければ管理人さんを呼んでください。おそらく大変なことになっていると思います」

 

と言うので、香月はドアノブに手をかけたが、鍵は開いていた。そこで部屋に入ると床に仰向けになり既に生き絶えた。女性の姿があった。

 

翡翠はすぐに110番をした。しかしソファーになだれ込むように「犯人は女性。何を探しているの?」と言って倒れ込むように目を閉じてしまった。

 

警察では、最近頻繁に女性の部屋に空き巣に入っている男性をターゲットにしていた。そして部屋から採取された指紋は何人かあった。

 

そして、翡翠に「犯人は何を探していたのか?」と尋ねると「私はそんなことを言っていたのですか?」とその瞬間の記憶がなかったらしい。

 

もちろん、犯人が女性であると言う確証も、その時既になかった。しかし、警察に呼ばれて何人かの女性の顔写真を見せられると、

 

香月も知っている大学時代のサークルの後輩を指差した。この女性は頻繁に2人でお泊まり会をしていて、女性と仲が良いと言う。

 

そして、薫月はここで疑問を持った「なぜ霊媒師と名乗っているのか?霊媒師ならば、殺された女性の例をおろして話を聞くことができるのではないか」

 

しかし、秘書の女性はそれを止めた。以前に同じことがあり、殺された人の霊を降ろしたところ、翡翠がパニックになり、とても大変な状況になったこと、それ以来

 

健やかに亡くなった方のみ霊媒し、残された者と話ができるようにしていると言う。しかし翡翠は言葉を遮り、香月がいるから大丈夫と言って

 

殺された女性の例を自分の体に宿してみることにした。すると「何を探しているの?」と口にした。

 

最初に何か言い争って、倒れたようだった。そしてその後、彼女は犯人が、何かを一生懸命探しているのを見た。

 

それが、犯人につながる手がかり。亡くなった女性はアイスコーヒーを用意している最中に、言い争いになり机の角に頭を打ちつけた。

 

それが夜の10時23分。テーブルの上のクラスが落ちて言われた。しかしその中に言い争った時に落ちて、割れてしまったメガネの破片が紛れてしまった。

 

しかし、メガネがないまますべての破片を回収することができなかった。その翌日から犯人とされる彼女のメガネも変わっていた。

 

そして、鑑識によく調べてもらうと、翡翠の言う通り、クラスの破片の中から、メガネのガラスの破片が検出された。

 

仲の良い2人はいつも同じものを好きになることが多かった。そして、男性についても同じ人を好きになることが多かった。

 

しかし、男性が好きになるのはいつもなくなった女性のこと。そして、その日、男性のことを悪く言ってしまったので、思わず突き飛ばしてしまったと言うことだった。

 

翡翠は、こうして事件の謎を解くことができたが、今まで多くの相談者から見えてきた、「床の水滴」が何を意味しているのかまだわからなかった。

 

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