日本テレビドラマ「35歳の少女」夢から逃げる大人たち

望美は、結人が家庭教師をするようになり、どんどん勉強がはかどっていた。

すでに中学校の問題をクリアし、高校生の問題移っていた。しかし心の成長はそれにまだともなっていなかった。

だからこそ周りの大人たちが、言い訳をしたり逃げたりして、言いたいことも我慢して暮らしていることが理解できなかった。

 

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言い訳ばかりの大人たち

望美は結人のことが好きだった。だからこの前図書館で、なぜ結人は教師を辞めたのかと言う話しをした時

「ずっとそばにいるよ」

と、望美の中では告白したつもりで、それにお礼を言った結人の言葉をOKだと勝手に受け止めていた。

そしてついに今日は待ちに待った結人くんが家庭教師に来る日。そわそわして落ち着かない望美。

 

そして結人に望美は言った。

「私たち付き合ってるんだよね」

その言葉にびっくりする結人。どっからどうなったら付き合ったと言うことになるのか、望美にはまだわからない。

しかし、あの時から2人が付き合うことになったんだと聞かされ驚いた。

 

多恵の報告

望美は周りが思うよりも、急速に成長していた。それを手助けしていたのが、インターネットの存在だった。

おそらく多恵の携帯に、望美がどれだけ携帯を使用したかと言うことがわかるのか、

夜遅くまでスマートフォンをいじっている事を注意されてしまった。

次から次へと知りたいことが溢れてくる望美。しかし現実にはすぐに答えてくれる人はいない。

 

そこでインターネットで検索しては、長時間スマートフォンを操作することになる。

そしてついには、高校生の問題が解けるようになったからといって多恵にパソコンをおねだりしていた。

あまりにもウキウキしている望美に、多恵は結人君は家庭教師だから、あまり深入りしないようにと釘を刺した。

望美はつい口が滑り「望美と結人君は付き合ってるから」と多恵にいってしまった。

付き合っているということがどういうことなのかと、言うことがまだ理解できていないのに、望美は浮かれていた。

 

結人への疑問

望美の家庭教師をしている間、結人に電話が入った。代行業の仕事が入った。おそらく内容からすると、愛美の恋人代行だろう。

望美にとっては不思議で仕方なかった。やりたい事から逃げて、他人のふりをして生きていくなんて自分だったら嫌だった。

その思いをストレートに結人にぶつけてしまった。

結人は前にも言ったように、はじめての担任のクラスでいじめがあり、それを救えなかった思いから教師を辞めてしまった。

そして代行業と言う、誰かになりすましてお金を得て、好き勝手に生きることが楽しいんだと望美に言った。

 

でもそれは望美とってはとっては「逃げている」ようにしか見えなかった。

現実から逃げて、本当にやりたいことをやらない。その理由に男の子の死を使っているだけだと。

そんな事は男の子が望んでいない。

とはっきり、結人にいってしまった。すでに言ってしまった事は取り消せないが、結人はそのまま帰ってしまった。

しかし、結人がこの後誰になりすましのか、気になり後をつけていく望美だった。

 

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