日テレ「35歳の少女」結人の隠し続けた過去と告白。

望美はいつものように図書館にいた。男にラブホテルに連れ去られそうになったとことを

もう何とも思っていないように、いつもと変わらず結人と接していた。

しかし結人は、仕事のため望美のそばにいられなかった。だから電話をたくさんかけていた。

 

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留守電の結人

結人は望美に一緒に来てほしいと言われたが、「参観日代行」の仕事で行くことができなかった。

しかし、参観をしている最中に、1人の男の子が朗読をするように指名された。でも男の子は教科書を持っていなかった。

小さな声で「教科書忘れました」とつぶやくと席に着く男の子。

周りはクスクスと笑っている。そして結人は見てしまった。

クラスメイトが引き出しから、男の子の物と思われる教科書だし、後ろの男の子と笑いやっている姿を。

 

授業中だったが結人は許すができなかった。何も言わず男の子達の元へ行き

引き出しから、先ほど指名された男の子の教科書を取り出すと、その子の机の上に置いた。

担任はいじめがあることを知っていて、見て見ぬふりをしているのではないだろうか。

そう思うと、結人はいてもたってもいられなかったのだ。

そして留守電に、望美に語りかけるように何度もメッセージを入れていた。

その中に、「今度会ったら、どうして教師を辞めたのか話す。」と入っていた。

 

教師を続けて欲しかった望美

結人が教師になったのは、初恋の望美はが、「結人くん教えるのうまいから先生に向いてるね」

と、一言言ったことがきっかけだった。しかし現実は違った。ただ教えるだけでは教師にはなれなかった。

その現実を知り、結人は教師を止め、「代行業」で何とか生活をしていた。

でも望美は、結人が教師を辞めてしまったことに納得がいかなかった。

 

だからこそ何度も「なぜやめたのか」と結人に答えを求めていた。

そして授業参観に行ったことにより、結人はなぜ教師を辞めたのかを、望美に話すことを決断した。

結人にとって、教師であった事は辛い過去だったのだ。

 

1人の少年

結人はいきなり新任教師となったばかりで、4年生の担任を任された。

おもてから見ればみんな仲の良いとても良いクラスに見えた。

しかし、1人だけ学力がついていけず、クラスから浮いてしまう少年の姿があった。

結人はその子に寄り添おうとしたが、はじめての担任で忙しくて手が回らなかった。

 

そんな時を過ごす中、少年の母から電話がかかってきた。

「子供がマンションから飛び降りた」

結人がいじめを認識しておきながら、何も手を差し伸べられなかった結果、少年は自ら命を絶ってしまった。

それが辛くて教室を辞めてしまった。結人は泣いていた。しかし、結人の頭に手を乗せた望美も泣いていた。

1番辛い時そばにいられなくてごめんね。でもこれからはそばにいるから。

今望美が、唯人にかけられる精一杯の言葉だった。

 

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