オトナの土ドラ「顔だけ先生」2話、文化祭の伝統的イベントが救われる
菊玲学高等学校では、前身の男子校だった頃の名残で、文化祭では「イケメンコンテスト」が行われることが伝統的イベントだった。
しかし教師たちは、今の時代にイケメンを決めると言う事は、人種差別に当たるのではないかと言うことで議論されていた。
しかし教頭は、伝統的なイベントだから中止には否定的だった。しかしPTA会長からのクレームで中止となった。
コンテンツ
既に制作されていた投票用アプリ
遠藤は何やら自転車の前に段ボールをくっつけて出勤してきた。何やらこれは今回一波乱起こしそうだ。
職員室で箱を開けると中から子猫が出てきた。出勤途中に捨てられていた子猫を拾ってきたのだった。飼い主が見つかるまで、学校で飼うことになった。
理科の教師を寛大なのか、準備室に置くことを許可しており、住まいがなくなった遠藤が荷物を移動してきても何も言わなかった。
しかも猫を、理科準備室で飼おうとした時、学年主任である亀高が極度の「猫アレルギー」と分かり、理科準備室の前の廊下に猫を飼うことになった。
時々生徒たちが来て、猫を可愛がる場面もあった。そんな時文化祭のイケメンコンテストについて議論が行われていた。
教師たちの間では、イケメンコンテストで誰が1番イケメンなのか?と決める事は今の時代差別に当たるのではないかと中止を求める声が上がった。
しかしこの学校は共学になる前に、男子校から始まったため、その時からイケメンコンテストは続いていた。だからこそ教頭は伝統的行事をやめることに否定的だった。
しかしPTA会長からのクレームにより、即刻中止が決まったが、生徒たちの手により「投票用アプリ」が開発されており、
エントリーした男子生徒が自由にアプリに投稿し、そのアプリを見てみんながイケメンだと思う男子に投票する形になっていた。
動画を投稿できる機能もあり、いつでも動画を更新することも可能だった。そのため遠藤の提案で「猫抱きコンテスト」が議論をされた。
つまり「イケメンコンテスト」ではなく、イケメンが猫を抱いており、その姿がイケてるかどうかの投票だ。男子生徒そのもの自体を投票するのではなく
猫を抱く姿がどれだけかっこいいかを投票する。本質的には変わらないが、PTA会長のクレームを回避できるだろう。と言うことで、エントリーするものは、
遠藤が保護した猫を抱っこして、動画をアップすることになった。そんな時、授業中にニンニクに絵を書いている男子生徒がいた。
遠藤は興味を持ち、聞いてみると「園芸部」の部長であり、野菜にもっと興味を持ってほしいと、野菜に絵を書いてキャラクター性を持たせていた。
主題歌
崎山蒼志
「風来」
※発売未定
ブサイクの集まりの園芸部
園芸部は3人の男子生徒の集まりだが、周りから「不細工」と言われ馬鹿にされていた。部長である森戸はその状況を変えたかった。
野菜をただ愛する集まりなのに、顔だけで差別されてしまう。自分も文化祭でイケメンコンテストにエントリーし、園芸部のイメージを変えたかった。
しかし、森戸がエントリーし、獲得投票数を上げるため、自分磨きに必死になり、校庭のすみにある園芸部の金の手入れをおろそかにした。
そのため、今まで心を込めて育ててきた野菜たちが枯れてきた。それでも森戸はコンテストに夢中でみむ気もしなかった。
本当は不細工と言われて、心が折れてしまった2人の部員、吉良と木村が園芸部は不細工の集まりと言われ、退部してしまったことから、森戸は2人を取り戻したかった。
だがそれが裏目に出て、花壇を放置している森戸に2人の部員は怒りをぶつけてきた。そしてもう退部したのに、花壇がめちゃくちゃになっているの放置できなくなり、2人は手入れをしていた。
そこに森戸が来て、2人と言い争いになった。イケメンコンテストに夢中になって、花壇をおろそかにするそんな部署だと思っていなかったと喧嘩別れしてしまった。
本当は、園芸部はブサイクの集まりではないと、偏見を見返して2人を取り戻したかっただけなのに。
実際に黒縁メガネを外して、亀高先生にメイク方法を聞いて、動画をアップしてみると、クラスメートもびっくりする位に、森戸はイケメンだった。
そしてコンテストの優勝するために、日々体力作りに追われているため、下段をおろそかにしていた。
怒りをぶつける場所
森戸は思っているのことと、逆の結果になってしまい、自分自身に怒りが湧いてきた。その怒りをぶつける場所がなかった。
そんな時遠藤が来て、「怒りをぶつけるなら良い場所がある」と言ってボクシングジムに連れてきた。「お金を払えば好きなだけ殴っていい」と言い
ボクシング用のユニフォームに着替え、ヘッドガードとマウスピースを装着し、グローブをつけボクシングジムに通う選手に試合を申し込んだ。
森戸に「俺は世界チャンピオンだから!」と笑顔で試合臨んだが、ボロ負けだった。遠藤は嘘をついていた。
しかしどうせやるなら楽しみたいから。それが嘘の原因だった。自分が世界チャンピオンになったつもりで、リングに立つことで楽しい気持ちになる。
遠藤にとっては嘘をつくよりも、目の前にある物事を楽しむことの方が大切だった。もちろん森戸にも試合を申し込んだ。
森戸もユニホームに着替えたが、実際に対戦してみると、森戸の方が勝ってしまった。でも負けた遠藤はとても楽しそうだった。
森戸は2人に謝罪をした。本当は退部してしまった2人に戻ってきて欲しくて、イケメンコンテストにエントリーしたことを告白した。
遠藤とボクシングをしたことで、自分が1番大切にしたいものが何か気づいたのだ。イケメンコンテストで、園芸部の汚名を晴らすよりも、
大切な仲間2人を失いたくないと気づいた。2人は森戸の考えを尊重して、園芸部に戻ってきてくれた。森戸はエントリーしいいところまで来ていたが、
今となってはイケメンコンテストはどうでもよかった。そしてイケメンコンテスト改「猫だきコンテスト」は無事に行うことができた。
そして子猫は、野生動物の保護に興味のあるみずきが、喜んで引き受けてくれた。これでまた1人、遠藤によって大切なものに、気づけた生徒ができた。
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