新ドラマオトナの土ドラ「顔だけ先生」1話、月10万あれば幸せな自由な先生
菊玲学園高等学校の2年B組の担任、亀高は非常勤講師を採用し、副担任につけ、社会科を受け持ってもらうことにした。
しかし、亀高はとあるタレントが好きらしく、家中にポスターやアクリルスタンドで満たされており、挙句出かける前にスイッチON!のお掃除ロボットに
アクリルスタンドが立って、いかにも彼が掃除しているような気分になる。そんな亀高が待ちに待った先生が・・・来た・・・けど・・・。
コンテンツ
時間ギリギリに駆け込んできた男性は?
亀高がご機嫌で朝の身支度を終え、出勤すると教師たちは静かに、「今日は機嫌がいいですね。」とつぶやく。
その理由は、今日から副担任の非常勤講師がくる。しかも彼女が自分自身で選んだ先生がくるので、余計に機嫌がいいのだろう。
しかし、その一方で川を見つめ、ウェットスーツを着た男性が、リバーラフティングを楽しんでいた。大自然に囲まれてとても気持ちよさそうに。
そして、午前8時職員室のドアが開き、元気に「おはようございます!!」と入って来た男性に、職員たちもつられて挨拶するが、
一同揃って「誰!?」という視線。そこで亀高が今日から副担任をお願いした遠藤先生だと紹介した。
一同納得の人選だった。髪はびしょぬれで、半ズボンに裸足にビーサンスタイルだが、「顔だけ」は、亀高好みの男性。
面接の時はちゃんとした格好をしていたらしいが、亀高に教師として朝は授業に向けて準備をするように。と言われると
「これから1年、ラフティングができないと思ったらいきたくなっちゃって、楽しんできました!!」といきなり不安な発言。
高校2年と言えば【進路】を決める大切な時期に、この副担任が来て大丈夫なのか!?しかし、周りの視線を気にすることなくにこにこしている遠藤に
国語教師の中村が「生徒手帳」を取り出し、規律を守るように言うが、サンダルを注意するも教師全員がサンダルだった・・・。
そして、半ズボンを注意すれば、女性はスカートで足を露出してもいいのか!?と反論する始末。とにかく授業だけは期待したい。
主題歌
崎山蒼志
「風来」
※発売未定
真面目な授業が一変した瞬間
遠藤は初めての授業を開始した。しかし、教科書が見当たらない。生徒に教科書を借りスタートした。
黒板に書き説明して、みんなの様子を見る。すると社会科なのに、英語の教科書を広げている女子生徒がいた。
注意しようとしたら、逆に「気にしないでください。そこはもう塾で終わっているので、自由にやってください」と言われてしまった。
この【自由】という言葉が遠藤を動かしてしまった。型にはまることを良しとしない自由人のため、当たり前の授業をすることに疑問を感じていた。
そこで、いきなりプロジェクターを用意し、「関ヶ原の合戦」の絵を映し出した遠藤は、この戦いの真実について語りだした。
なぜ「徳川は負けたのか?」それは農民兵が何もわからないまま、流れに身を任せ、あっちについたり、こっちについたりしたため。
人に流された農民兵が多くいたため、負けたのが真相だという。その話しを1人真剣に聞いていた女子生徒がいた。
成績優秀で海外留学のために、今度理事長面接を受けることになっていたみずきだった。遠藤の話しに耳を傾け思うことがあったらしい。
翌日、理科準備室でメダカを持ってきて眺める遠藤。職員室にデスクがないので、理科の先生に許可を取り私物を持ち込んだらしい。
そこに亀高が来たが、外が騒がしい「すげー坊主じゃん!」という声を聞き外を見ると、2年B組のみずきが丸坊主にして登校してきた。
いきなりのイメチェンどころか、数日後の理事長面接に影響が出るため、ウィッグを被らせるしかない。と説得をしようとするが
みずきはなぜ坊主にしたのか話そうとしなかった。そんな時遠藤は「右利き?自分でやったの?上手だね」とほめちぎっていた。
そこに、亀高が持っていたウィッグが落ちてしまい、こちらの意図を感じてしまったみずきは何も話さないまま部屋を飛び出した。
そこで、自宅に亀高が電話をかけると、母親が対応し「髪型が・・・」というと、「リボンでも付けた方がいいかしら?ちょっと前髪が長いかしら!?」
と、坊主であることを知らない様子。どうやら家ではウィッグを被っているらしい。しかし、翌日彼女の両親が学校へ来た。
朝起こしに行ったら、ウィッグがずれており、坊主がバレてしまったのだ。明日が理事長面接だというのに、どうしたらいいのか!?
でも、まだみずきから自ら坊主にした理由を聞けていない。朝はいったん帰り、夕方再び両親が来たが、みずきはいなかった。
いなくなった遠藤とみずき
話し合いの途中に「どうしても外せない用事がある」と言って、遠藤は席を立ってしまった。無責任な副担任に怒り心頭だが、
亀高は親御さんが思うように、生徒に真摯に向き合っている、その情熱を伝えていた。遠藤が駐輪場からでようとすると
みずきが「私の話し聞いてくれるんじゃないの?」と言ってきたので、「急いでるから、話しがあるなら歩きながら聞くよ」と、
みずきが遠藤の自転車を押して歩きだした。どこへ行くかわからないがついていくみずき。そこへいつも仕事をさぼりパチンコへ来ていた教頭が
外を歩く2人を見かけた。その後2人のスマホは圏外となった。親が「捜索願を出そう」とするが、亀高が「動画遠藤を信じてください」
と、頭を下げ両親も賭けてみることにした。しかし、みずきの話しをまともに聞かないまま、どんどん山に入っていく、制服のみずきも
ジャージを取り出して、下に履きついていくが話しを聞くよりも「まいたけ」を探しているらしい。彼の食費は1日330円。
月に10万円あればしあわせだという。みずきはどうせならまいたけじゃなくて、「松茸」の方が高級で美味しいのに。というが
遠藤は「名前や値段は、人が勝手に決めたモノ。まいたけの方が香りも良くて美味しい」とまいたけ探しに夢中。
しかし、歩き疲れたみずきが座った丸太の先に、キノコらしきものがみえた。まさに探していたまいたけだった。手慣れた様子で火を起こし
ホイルの堤焼を作って食べた。あまりのおいしさに感動するみずき。親の前では遠藤に「僧侶になるつもり?」と言われたが、
やっと本心を口にした。「小さい頃オカメインコを飼っていたんです」すると、遠藤は頭がカワイイ鳥だね。というと嬉しそうにうなずいた。
彼女はアフリカの「野生動物保護」の仕事がしたい。だから坊主にした。アフリカでは日差しから頭を守るために、女性でも坊主にする。
でも、やってみたら好奇の目で見られるだけで失敗してしまった。という。でもまだその正直な気持ちを親に伝えていない。
まいたけをまた見つけて「燻製にするから帰る」と、みずきの話しをすべて聞かないうちに帰ろうとする。そんな遠藤は最後に
「みんなは自分が思っているほど、自分のことなんて気にしていない」と声をかけると気持ちが一気に軽くなったのか、片付けることなく足早に帰った。
そして、学校にいる両親に将来自分がやりたいことを初めて口にした。そしてそれに両親も納得してくれた。
遠藤の型破りな行動が1人の生徒の将来を、希望に替えた。翌日亀高が出勤すると、理科準備室は遠藤の荷物であふれていた。
どうやら、一緒に暮らしていた友人が引っ越したらしい。月10万の現金と荷物の沖場所があれば、彼は幸せな人生らしい。
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