「顔だけ先生」8話、占いがよく当たる遠藤。2組の絆を結ぶ
今回は珍しく、朝から職員室でコーヒーを飲んでいる遠藤先生。味わうようにじっくりと飲んでいると、授業の時間になり、
コーヒーカップをソーサーに逆さまにしておいて、全員に「これ絶対触らないでくださいね!」と言って授業に出かけた。
そして戻ってくると、カップの底をじっと見ていた。「コーヒー占い」らしく、飲み干したコーヒーの粉が、乾いたときにどんな形に見えるか?
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なぜ急に遠藤先生は占いに?
きっかけは登校拒否している佐川だった。彼女に付き合ううちに、何かに目覚めたらしく、占いを始めた。
授業の前に飲みほしたコーヒーカップの底を、いろんな角度から見ていると、他の教師たちも興味深げに覗きに来た。
結果的に遠藤先生は「犬に見える」と言って喜んでいた。犬に見えると何がいいのかわからないが、とにかく結果が出たらしい。
そして、社会科の授業でもちょっと変わったことを知っていた。有名な日本の戦国武将の俳句で、ホトトギスを使ったものがあるが、
この俳句を他のものに例えるならば、どのように帰るのか生徒たちに聞いて回っていた。一緒に朝まで寝ると言う生徒もいれば、
埋めてしまうと言う残酷な生徒もいた。その時生徒の1人が昨日見た夢の話をした。するとそれはとても良い兆候の夢だと伝えると、
他の生徒はかばに家をめちゃくちゃにされる夢を見たと言った。それはこれから困難が待っているが、立ち向かっていくことへ道を開ける。
と夢を解説した。するとミュージシャン志望の大久保が夢を話すと、「その努力は報われるかもしれませんが、最終的にバナナの皮で滑って転ぶでしょう。」としめた。
大久保はどれだけオーディションに応募しても、不採用と言うことで落ち続けていた。自分には才能があると自負しているが、誰もそれをわかってくれない。
クラスメイトに新しい曲を聞かせると、「流行っている歌の寄せ集め」と言われてしまった。悔しさ紛れに部屋から出ると、いつもイヤホンをしている宮坂に出会った。
宮坂のイヤホンを片方を外して、自分の曲を聴いてもらうと「とってもいいよ!」と初めて心から褒めてもらえた。そして嬉しくなってその日はまた曲を書いた。
翌日早速宮坂に聞いてもらうと、「すごくいいよ」と褒めてくれた。大久保はとても嬉しかったが、周りから見ている生徒たちは「遊ばれている」と冷ややかな目で見ていた。
職員室で起きている問題
遠藤先生が占いを始めてから、職員室ではある問題が起きていた。朝珍しく藤嶋先生が一輪挿しにコスモスをさして持ってきた。
それを目指とく見つけた中村先生は、「テレビの星座占いですか?」と尋ねた。今日の運勢は特に悪く、ラッキーアイテムは可憐な花。
それが発端となり、早坂先生が先生たち全員の誕生日を口にした。2年生の担任の先生たちの誕生日を全て覚えていた。
そして最後に、「じゃあ僕の誕生日はいつでしょう?」と聞くが誰もわからない。親友である亀高先生に近づくと
亀高先生は焦った…。わすれてしまったのだ。そのことに気づくと早坂先生は「今日です」と寂しそうに小さな声で言った。
亀高先生は最悪なことをしてしまったと落ち込んでしまった。そこで遠藤先生に全てを話した。自分が誕生日の時に、サプライズでお祝いをしてくれた。
そして誕生日を祝ってもらうのも、あまりもううれしくない年齢かもしれない。といった亀高先生に「生まれてきてくれてありがとう。大切な親友」と言ってくれた。
だからおめでとうではなく、「ありがとう」と言ってくれた早坂先生。次の早坂先生の誕生日のときには、亀高がサプライズするから楽しみにしていてね。と言ったのだが…
すっかり忘れてしまい、サプライズすら用意できず、誕生日も忘れてしまった。最悪の自分に嫌になるほど落ち込んだ。
すると遠藤が占いでアドバイスをした。そして亀高先生は電話を持って早坂先生のところに行き「早坂先生電話です」
と言って自分のスマホを渡した。聞こえてきたのは母親の声だった。「お誕生日おめでとう」とお祝いのメッセージだったが、早坂先生の顔は曇っていた。
なぜなら母親はゲイである息子を、気持ち悪いと思っており、2人はうまくいっていない関係だった。亀高先生の電話はそれを逆なでした形になってしまった。
遠藤先生の占いに従ったのに、うまくいかなかったと怒りをぶつけた。しかし数日経つと、職員室に2人きりになった。
すると背中合わせに座っていた早坂先生が近づいてきて、「あれから母親にもう一回電話をかけた。でも喧嘩しちゃった」
それでもなんとなく母親の気持ちが理解できるようになった。ありがとうと早坂先生は言った。すると亀高先生は「遅くなっちゃったけど、生まれてきてくれてありがとう」と2人で抱きしめあった。
2021年10月9日スタート新オトナの土ドラ「顔だけ先生」概要
新ドラマオトナの土ドラ「顔だけ先生」1話、月10万あれば幸せな自由な先生
オトナの土ドラ「顔だけ先生」2話、文化祭の伝統的イベントが救われる
オトナの土ドラ「顔だけ先生」3話、市川の提案で10年後の同窓会
オーディションに落ち続ける大久保
大久保は自分が歌手になるべき人間だと疑っていなかった。ただ時代が自分についていないだけ。と強がっているが、やはりオーディションに落ち続ける事は堪えた。
でもあの日以来、宮坂はずっと大久保をそばにいてくれた。その時に素敵なフレーズを口にした。すると数日後遠藤先生が大久保ある場所に連れて行った。
すると宮坂も「来るように言われた」と言って同じ会場に来た。そこでは俳句の表彰会が開かれていた。そして優秀作品に選ばれたのは、大久保には身に覚えのない俳句だった。
しかし表彰を受けようとすると、本人が応募してない者には賞を上げられないと言う。遠藤先生は、芸能事務所に友達が送って、オーディションに合格した。と言う話もあるのに、
彼が作った素晴らしい俳句を、勝手に僕が応募して、不採用とは道理が通らないと抵抗した。遠藤先生の目的は景品だったが、
きっとそれは建前だろう。本来は大久保のちょっとした詩のセンスを、誰かに認めてもらい、評価されることでモチベーションを保ち続けること。
それが今回の目的だったと思う。結果的に表彰されることになったが、どんな形であれ自分が作った詩が評価された。
その帰り道、大久保は宮坂に聞いてみた「お前俺の事好きなの?」と聞くと宮坂は素直にうなずいた。まわりからは宮坂が、大久保の歌を褒めて遊んでいると思われていたが、
実際は早坂は心から大久保のことを応援していた。そしてこれからもファンとしてずっと応援していくことになるだろう。
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