「私のエレガンス」最終回、桃子のエレガンスとマダムの過去
真一からプロポーズされた桃子。それに対して娘からの応援もあり、プロポーズに応えたい桃子。
真一の会社の専務は、真一の幼なじみと結婚させたい。なぜならば真一の会社を立て直すため、会社を合併する条件が幼なじみとの結婚だった。
しかし真一はどうしても桃子のことをあきらめきれなかった。そこで専務は真一の母に相談した。
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お茶に誘われた桃子
突然真一が桃子を訪ねてきた。それは母親が「桃子をお茶に誘う」と言ってきたからだった。
最初桃子は乗り気だった。しかし真一はそれに違和感を覚えた。桃子は喫茶店でお茶をすると思っていたが、
真一が言っていたのは「お茶会」つまり茶道のことであり、桃子にそのたしなみがあるかどうかを試すお誘いだった。
もちろん茶道など桃子にとっては無縁だった。しかも着物は祖母が形見分けしてくれた一反しかない。
急いでマダムのところに着物を持って駆け込んだ桃子。着物には2種類あり、正式なお茶会にお呼ばれしたならば、やわらかい生地の着物だった。
そしてさらに、相手に失礼がないように、無地の着物がふさわしいとされていた。たまたま桃子が持ち込んだ着物が、無地の着物だったので、
新たな、着物を仕立てる必要はなかった。となると帯がない。かえではしっかりと用意してくれた。表はしっかりと刺繍がしてあるが、
裏は柔らかさを保つため、無地の帯だった。早速着付けと、茶道で作法を叩き込んだ桃子。急いで真一の家に向かった。
茶室に通された桃子
しばらくすると真一の母が入ってきた。マダムに習ったように、完璧な作法を見せた。
しかし障子の向こうでは、専務が桃子がミスをするのを待ち構えていた。このお茶会でミスをすれば結婚は男になる。
そうなれば専務の思うツボになる。しかし桃子はそれを裏切るように、完璧な作法でそつなくお茶会を乗り切った。
しかし最後に、茶道に使用した茶碗について意見を求められた。マダムからは一般的な答えしか聞いていなかった。
桃子はしばらく考えて「干し芋のようです。」あまりの想定外の答えに、母親は詳しく話を聞いてみた。
桃子はほし芋のように、この茶碗は使い込めば使い込むほど味が出る。まるで噛めば噛むほど味が出るほし芋のようだと言った。
母親はその答えが気にいった。母のお眼鏡にかなった桃子。真一はほっと胸を撫で下ろした。しかし桃子は帰ってこない。
茶室に行くと、足がしびれて動けない桃子がいた。そして桃子は、幼なじみの友梨奈から1枚の紙を受け取っていた。
それは専務の企みを示すものだった。友梨奈と結婚させて、綾小路の会社を吸収合併させる。そして自分は重役のポストに着く。
それを約束するメールのやりとりが、真一の手に渡った。そして母親の目の前でその現実が突きつけられた。専務はその場でクビとなった。
納得がいかない桃子のエレガンス
桃子はその後正式に婚約者として、真一の会社のパーティーに招かれた。しかし母親ねこれからは嫁として仕事を辞めるように言われた。
桃子はトラックドライバーを止めるつもりは全くなかった。しかし真一にそのことを話すと「心配ない。僕が一生守るから。」
と、初めて真一も桃子がトラックドライバーを止めるのが当然だと言う考えだと分かった。納得がいかなかった。
自分は運転が好きで、トラックが好きで、それで子供を養ってきた。10年間そうしてきた。それをいきなりやめろと言われても、自分の意見が反映されない。
桃子は自分の考えを貫き通すことをマダムに伝えると、自分の考えをしっかりと持つことこそエレガンスだと褒められた。
そして真一に、トラックドライバーを止めるならば、結婚は無しにすることを伝えた。しかし真一も考えを改め、桃子に寄り添うことを決めた。
そして2人は、アパートに2人の子供を朱美に任せて、桃子の運転でトラックで新婚旅行に出かけようとした。
しかし、あきらめが悪い専務が邪魔をしてきたが、さらにその上を行く人物がいた。専務をハイキックで打ちのめした女性。
それこそがマダムだった。桃子と朱美は、自分たちが7代目となったレディースの初代総長ハイキックのマリーを思い出した。
マダムは、「エレガンスは初めから身に付けるものではない。」と言って去っていった。マダムこそ真のエレガンスかもしれない。
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