「ドクターホワイト」5話、CDT対AIと、白夜の過去

グラビアモデルが撮影中に、錯乱状態に陥り、ちょうどウエディングドレスを着ていたからか

 

カメラマンを結婚相手と思い込み、相手の唇から血がでるくらいに、キスをせまったため、

 

カメラマンがふりはらうと、木に頭を強打し、意識を失い白夜達のいる病院に搬送された。

 

外科部長、真壁の企み

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グラビアモデルのカンナ。彼女の症状を特定するために、CDTは動き出した。しかしそこに真壁が男女2人を連れてきた。

 

なんでもビッグデータから、AIが症例を30秒くらいで特定すると言う。そこでCDTとAIどちらが優れているのか勝負となった。

 

白夜はカンナを触診し、発熱と頻脈を指摘した。AIはすでに頭を強く打ったことによる、脳による疾患と判断した。

 

白夜は情報が足りない。と事務所の男性から、撮影された写真を全て送ってもらった。

 

この写真集は、カンナのグラビアモデルとしての集大成で、世界を飛び回り1ヶ月ほどかけて行われた。

 

しかし、なんとしても芸能界で生き残りたい彼女は、カメラマンに枕営業していたらしい。

 

カリスマカメラマンに撮影された写真集ならば、落ち目となってきたカンナの起爆剤ともなる。

 

しかし、原因がわからないまま、彼女は時折錯乱状態に陥っていた。

 

 

白夜がAIの誤診を見破る

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AIは数あるデータから海外でマラリアなどに感染した。と特定した。しかし、白夜は誤診を指摘し、

 

「狂犬病」を指摘した。すでに日本にはない症例であり、犬だけでなくコウモリが媒介することもある。

 

カンナは1ヶ月前に、コウモリが多く生息する地域で撮影していた。そして、潜伏期間の1ヶ月を経て

 

日本で発症し、初期症状は錯乱状態や、光に強く反応する。発症時は湖を見て、湖面に反射する光に反応し

 

錯乱状態に陥り、パニックとなった。病院では、マネージャーが付けている、シルバーのネックレスに反応していたのだ。

 

しかし、AIは見抜けなかった。なぜならそこに人間の感情をいれたからだ。カリスマカメラマンに取り入ったことに

 

文句を漏らしたAI側と、日本ではもう絶滅した「狂犬病」があるはずがないと言う思い込みから

 

誤診を招いた。結局CDTが正しく診断をくだしたが、「狂犬病」には治療法がなく、死を待つしかなかった。

海外での治療実績と白夜の過去

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白夜は過去に海外で、「1週間麻酔で昏睡状態にし、抗ウィルス剤を投与し、脳内のウィルスを死滅させた」事例をだした。

 

しかし、1週間の麻酔投与に、24時間体制での監視。そして、麻酔が切れても目覚める保証はない。

 

だから、どの麻酔科医も協力を拒んだ。しかし、麻里亜はあと1人いる。と、院長である父が元麻酔科医だとし、

 

治療チームに加わった。晴汝からのさしいれもあり、1週間の治療は終えたがカンナは目を覚さない。

 

しかし、事務所の男性がずっとカンナに話しかけているのを不思議に思った。院長は深いところに届くと説明してくれた。

 

男性の気持ちが伝わったのか、カンナは奇跡的に目を覚まし、治療は終わった。白夜はこの治療で「恐怖」を学んだ。

 

そして、白夜のスマホをみた将貴は、いくつもの着信履歴から、勇気と連絡をとっていると推測したが、

 

白夜は「小さい頃から、白い部屋にひとりぼっち。もうあんな怖いところに戻りたくない」と、涙を浮かべた。

 

麻里亜は父が抗がん剤を服用し、勇気と連絡をとっていることを知ってしまった。

 

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