フジテレビ新ドラマ「DIVER-潜入捜査班-」兵悟の真の目的

青木が全て持ち去ったあと、海藤の事務所にもガサ入れがあり、海藤は呆気なく逮捕された。

しかし、金庫に詐欺で巻き上げた金はなく、証拠となる書類すら何もない。

全ては兵悟が持ち去っていた。

 

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兵悟の確信

柏田のパソコンを宮永がハッキングし、情報を持ち出すとばれるため、兵悟はそれらしきファイルを開くも

「指紋認証」に阻まれるが、柏田が携帯を取りに戻る寸前に、宮永が指紋認証を突破した。

デスクの下に深く潜り込んだ兵悟は、怪しげなデータを記憶し、宮永に分析させた。

 

それは「不明な大金の動き」

不正な大金を分散して海外口座に振り込み、マネーロンダリングがおわると、一括である口座に振り込まれていた。

韓国人の口座

青木になった兵悟は見逃していなかった。海藤行きつけの「韓国料理屋」の店員の名前。

彼女は日本語ができない。

それは、わざとできない人物を選び、海藤が名義を借り、口座を利用しているのではないか?

 

バックボーンは海藤?

もし、この金の流れが海藤へたどり着くなら、柏田はダミー。

海藤より、大きな稼ぎの出る詐欺紛いの行為をしているが、実は「オレオレ詐欺」で1日数百万の稼ぎを作る

海藤こそが、柏田をダミーで動かして、金の管理を任せて、最終的に海藤の懐にはいる。

ならば…と、カマをかけ柏田の会社にガサ入れをさせたのだ。

 

そして、青木の従順な部下を演じて、海藤を助けるフリをし、真相を探る手段にでた。

まんまと海藤は罠にかかった。

お前になら、言っても大丈夫だろう。柏田はダミーであり、本当のボスは俺だ。

しかし、念のため事務所をなくすために、青木を1人にし機密情報を取りに行った。

 

大金を手にした兵悟

狙い通り金庫の部屋に1人になった兵悟。

あらかじめ確認しておいた暗証番号で、金庫を開けてて身近な袋に全て詰め

何事もないように海藤を待った。そして自らカバン持ちを名乗り出た。しかし、ついてこない青木。

不審に思う海藤が振り返ると、青木は青木ではなかった。3階の窓から飛び降り、停車中のトラックに移り逃げた。

トラックを運転していたのは、闇医者の皆本。まんまと大金と海藤がトップだという証拠を持ち去った。

 

送れてきた刑事に逮捕された海藤だが、何も証拠も大金もない。

「証拠不十分」で即釈放となったが、海藤は警察から出ようとしない。

闇社会のトップだけに、周りからの恨みをかっていることがわかっている。だから、一度捕まり釈放されたらどうなるか、海藤は知っていた。

兵悟はそれを望み、警察にわざと証拠を渡すことなく燃やした。悪には悪で裁く。

警察から数m、拉致された海藤は翌日海岸で亡くなっていた。

そして、消えた大金は全て被害者へ返済していた。

伊達は兵悟に振り回されて、疲弊しているが、さらに怪しげな人物がDIVERになった…。

 

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