「アトムの童」2話、ジョンドゥの過去、決別、そして新たなる出発

安積は新しいゲームを作り出す!!と、プレイヤーが「キャラクター」を操作するのではなく、

 

プレイヤーがステージを操作して、ゴールにたどり着く、今までにないゲームを作る!!と概案はまとまり、なんとなく試作もできた。

 

しかし、そこから行き詰まり、何をしたらいいのかわか仲くなってしまった。そこで、海は新しいパートナーが必要と考えた。

 

コンテンツ

ジョンドゥの過去とは!?

「ジョンドゥ」は元々二人組のチームで、ゲームを遊び感覚で作っていた。メンバーは安積と菅生の2人。

 

そして、2人が作るゲームを楽しみにしていたのが、友人の公哉だった。そして第1作目のゲームが完成し、

 

公哉はとても喜んでプレイしてくれた。しかし、彼の提案で「自分だけがプレイするのはもったいない」

 

と、一般向けにリリースすることとなった。そしてちょうど同級生たちは『就職活動』の時期だった。

 

安積ことなゆたと、菅生ことはやとは、次の新作ゲームを作り出し、将来ゲーム制作で生計を立ててゆく夢を見ていた。

 

しかし、ゲーム業界には次々に新たな敵や、新商品が発売され、それに勝ちうる商品を生み出すにはそれなりの資金が必要だった。

 

そこで、公哉は資金調達に。と、「SAGAS」の興津に直談判して、ゲームの概要を見せて資金を調達できるようにお願いした。

 

しかし、そのゲームは「SAGAS」が自分たちの会社のもの。として発売し、人気を博してしまった。

 

公哉の交わした契約書には「半年以内にリリースできない場合は、販売権はSAGASにある」と書かれており、

 

2人を裏切ってしまったと感じた公哉は、自ら責任を感じて命を絶ってしまったのだった。

 

そこから「ジョンドゥ」は決裂してしまい、6年間新作の発売はされていなかったのだ。

 

■キャスト

 

ジョンドゥの決別の決定的原因

なゆたは公哉の一件があってから、ゲーム制作を辞めてしまった。しかし隼人は、こともあろうが、ゲームを横取りした

 

「SAGAS」に就職して、ゲーム制作をつづけるというのだ。それが「ジョンドゥ」として、決定的な決裂となり、

 

6年間お互い音信不通となってしまっていたのだった。しかし、海はゲーム制作に行き詰まるなゆたに、パートナーが必要だと考え

 

「ゲームホビー」に参加することにした。3人一組で24時間でゲームを完成させ、優勝者を決定するイベントだ。

 

そこでふさわしいパートナーと一緒にゲームを作れたら。と思って、なゆたと隼人にはないしょで、会場に呼んでいた。

 

しかし、お互いがパートナーとなり、24時間でゲームを完成させると知った時、お互いに参加を放棄し

 

なゆたは帰ってしまった。隼人も帰ろうとしたが、海にいまなゆたが作っているゲームを見せると、

 

「蟻の行列。これに仕事をあたえたり・・・」と即座にアイデアをくれた。そしてそれをなゆたに伝えると、

 

途端にゲームが飛躍的に完成度を増していった。やっぱりなゆたには隼人しかいないと考えていたが、

 

隼人は「ジョンドゥ」として、6年ぶりの新作を「SAGAS」から発売するプロジェクトを任されていた。

 

なゆたは公哉を裏切った隼人をまだ許していなかった。しかし、海が隼人の様子がたのしそうでなかったことや、

 

なんだか、苦しそうに感じたことを話すと、なゆたは公哉の家に行き、母親に隼人について何か知らないか、事情を話した。

 

すると、「さっきこれを持ってきたの」と、SAGASとの契約書を見せてくれた。そこにマーキングされた部分に

 

公哉が自殺する原因となったゲームの名義を、「ジョンドゥ」に戻すこと、そして、もう一つは今後隼人が作るゲームは

 

すべてSAGASが所有権を有することが書かれていた。隼人はあのゲームを取り返すためにSAGASに入社して、そのチャンスをうかがっていたのだ。

 

 

2人の新たなる出発

なゆたは契約書を読み、隼人の本心を知った。その上で、「ジョンドゥ」にあのゲームのけりが戻っても

 

公哉は帰ってこないし、今後彼が作るゲームは個人として発表されない。そんな覚悟でSAGASにいたことを知り

 

公哉の母から「契約は今日」と聞かされ、なゆたはSAGASに向けてバイクを走らせた。

 

隼人にも悩める部分はあったのだろう。しかし、公哉の死に責任を感じている以上、あのゲームを取り戻したい思いは強かった。

 

だから、自分から条件を出して、新規プロジェクトに合意するつもりでいた。そこになゆたがきた。

 

そして、隼人の本心を知り、今までの誤解を謝った。そのうえで一緒にまたゲームを作りたい。

 

と言ったが、隼人は会社に向かって歩き出してしまった。交渉は決裂してしまったのだ。そして、商店街でよく3人で遊んだゲーセンを通りかかった。

 

あの日を思い出して、「ストリートファイター」をプレイしてみたが、やはり隼人との対戦が一番楽しかった。

 

しかし、裏の台で誰かが挑戦してきた。そしてなゆたはプレイしていくうちに、「このプレイスタイルは隼人!」

 

というと、隼人は立ち上がった。そこには笑顔の隼人がいた。SAGASとの契約はしなかったという。

 

というのも、興津は「ストリートファイター」をプレイしたことがなく、その楽しさを理解できていなかった。

 

その楽しさをわからない人とは契約できない。とここへやってきたのだ。そして、やはりあの日のように隼人に負けてしまった。

 

もう1戦しようとすると、小銭がなかった。すると100円が置かれた。海だった「契約金は100円でいいんだよね?」

 

というと、隼人は「100回分だ!こいつはそれくらいしないと俺には勝てない」と二人でプレイが始まった。

 

そしてあらためて、隼人をアトムの一員として迎えることになった。そして翌日会計士を連れてきた海だったが、

 

なんだかSAGASの動きが怪しい。この会計士は信用していいのだろうか!?

 

 


 

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