テレ東山里亮太原作「あのコの夢を見たんです。」すれ違いの日々。
記事が出でから、舞香現れなくなった。いつもの川岸にいてもいなかった。
でも本当は、舞香も川岸で待っていたのだった。山里がいない日に。
そして、山里は舞香がいない日に。それぞれすれ違いながら待っていたのだった。
学校に行きたチワワ
舞香と戦い始めて、既に1年が過ぎたんだろうか。山里は進級していた。
しかし、しばらく舞香に会うことができなかった。お互い連絡先を交換していない。
ただお互いがすれ違い待ち合わせていただけだった。そんな時山里の学校に、彼女のチワワが舞い込んできた。
急いでチワワを抱き上げ、彼女がいるであろう川岸に向かった。するとそこには同級生で「喧嘩自慢」ばかりする奴がいた。
「かったら俺と付き合うよ。」
「先約があるからダメ」
といっても、相手の方が一方的に舞香に攻めて行った。しかしやはりプロには勝てない。
喧嘩自慢のやつも、舞香の前ではグダグダの喧嘩になった。
しかしそれでもプライドが許さなかったのか、同級生は最終的にスタンガンを取り出してきた。
失神した舞香。山里は舞香を救うために全力で立ち上がった。
叩きのめされても立ち上がる山里
山里はどんなに地面にたたきつけられても、起き上がり同級生に向かっていった。
足を持ち出されても、再び立ち上がり立ち向かっていった。
よろよろになっても諦める事はなかった。
しかし気づいたら、山里は気をしなっていた。
そして目を開けると、舞香が笑っていた。「負けてごめん」と謝る山里に、舞香は
「山ちゃんは買ったんだよ」と微笑んでいた。気づくとおでこの上には、彼女のリボンが水にで浸され
山里の傷を癒していた。どんな方法でもリボンをとればいい。そう彼女のリボンを取れたのだ。
しかし更なる条件が山里を待ち受けていた。
「勝負に勝ったらデート1回。」
それからまた山里にとっては試練の日々が始まった。そしてなかなか勝つことができず、今日も山里は戦い続ける。
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