日本テレビ水曜ドラマ【私たちはどうかしている】七桜が気づいた家の異変
老舗和菓子店【光月庵】をめぐる男女の物語。
横浜流星さんと、浜辺美波さんが「和菓子職人」として、毎回色とりどりの和菓子を披露してくれるのも楽しみのひとつ。
1話では、突然椿から「結婚しよう」と言われ、承諾するも、訪ねてみると許嫁との挙式中。
戸惑う七桜でしたが、引き下がることもできず、「15年前の真相を確かめるため」偽装結婚を承諾しました。
コンテンツ
激昂の長谷屋
七桜が結婚を決めた理由。それは、先代である椿の父の死の真相を確かめるだけではなかった。
七桜をひいきにしてくれている、茶道家の真由に頼んで購入してもらった
「光月庵」の和菓子の味にあった。当時5歳の少女と言えども味の違いが分かるほどに
老舗の看板にふさわしくないほどに味が落ちていた。そして、真由も15年前とはまるで違う。という。
それは、先代が何者かに殺害され、七桜の母が住み込み職人として働いていた15年前。
そこから、明らかに「光月庵」が変わった。ということだ。その真相も確認する必要がある。
許嫁との挙式中に「乱入」した形となった七桜に、激昂する長谷屋の主人。
しかし、それをたしなめる女性がいた。
1年間「使用人部屋に住んでいた」七桜だったが見覚えがない。
しかし、その人は椿の「母」であることは間違いなかった。
途中、一瞬だけ思い出した。椿を探す幼い七桜が母屋の境界へ入ろうとしたのを
威圧するようにたしなめる女性がいたことを。
祖父の不在
椿と七桜を別室に呼び、しかりつける母今日子。
傾いた経営を老舗旅館の資金提供で賄うつもりが、おじゃんになる！！
それは絶対に許されないことだと叱り続けると、祖父である宗寿郎が庭で傘をさし猫と遊んでいた。
「病床に臥せ、挙式に参列できない」と関係者に説明済だが、「落雁」を作るほど元気があった。
もしかして、椿の挙式を正確に今日子は伝えていないのでは！？
その証拠に、参列者の前に顔出した宗寿郎は縁側に正座すると
「孫のわがままをお許しください」
と、深々と土下座をした。それを見た椿は、更に後ろに下がり庭石の上で
雨に打たれながら、祖父に習い土下座をして謝罪をしたのだった。
そして、祖父は「3か月で経営を立て直せ！！」と叱責されたのだった。
15年前に何が起きたのか！？
あんなに仲が良かった椿と、七桜。同じ春の花の文字を持つ二人は、「さくら」と呼ばれるようになった。
そして、2人は七桜の母百合子から和菓子の手ほどきを受けていた。
しかし、椿の父が和室で血まみれで倒れている時、椿は決めつけたように血まみれの指で百合子を犯人だと指をさした。
本当に、百合子はその部屋にいたのか！？おそらく、使用人が入れない部屋だったのではないだろうか・・・。
そして、その頃から表には出てこなかった妻の今日子はその時何をしていたのか・・・！？
殺害された日、七桜は母がいなくなる悲しみで記憶がないだけなのか・・・。
その場に今日子はいなかったのか！？
そして、長谷屋がなぜ「資金提供」を申し出るのか！？
それほどまでに資金があるのならば、資金を提供するより、変わってしまった「味」を取り戻すことが先決だと分かるはず。
長谷屋と、今日子のつながりとは・・・！？
今日子が長谷屋の主人をなだめたことから、立場的には今日子の方が上に見える。
そうなるには、なんらか過去にあったのではないのか！？
もし、それが15年前の事件と複雑に絡み合っているのなら、「許嫁」として娘を嫁に出し
椿と結婚させることで、15年前の出来事を「口外する」ことはできなくなる。
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