日本テレビドラマ「トップナイフ~天才脳外科医の条件~」母親に殺されそうになった少年。
前回、「鉄骨」が頭に刺さり搬送されてきた中学生の少年。
しかし、オペはうまくいき少年は意識を回復した。
深山に少年は言った「あいつに殺されそうになった」
徹は「母親に殺されかけた」と言う。そして、母の良美は事実だという。
学校をさぼっていた徹を注意し、突き落としてしまったのだ。
しかし、事故による【せんもう】と医師たちは判断した。
コンテンツ
学校に行きたくない徹
徹は中高一貫の学校に入学したものの、学力以上の学校に入ったため
ついていけずに、学校へ行くこともなく家でゲームをして過ごしていた。
そんなある日、学校へ行かせようと良美は無理やり連れだした。
そして、もみ合いになっているうちに、良美が引っ張っていた徹の手がすり抜け
その反動で、徹が後ろの崖に落ち鉄の棒が頭部に刺さった。
徹の状態を慎重に観察する医療チーム。
その時、良美が院内で倒れた。過労によるものだった。
本当に「息子を殺したい」くらいに辛いことがある。と深山に打ち明ける良美。
その頃、徹は「母親」を【宇宙人】と言い出した。
せんもうなのか、詳細の検査を急遽行うことになった。
お母さんを乗っ取った宇宙人
アプグラ妄想
結果的に前頭葉を損傷したことにより、外見が認識できても愛情を感じない。
結果的に、母の写真を見ても「母親」とわかっても、何の感情もわかなかった。
CTから見ると、急遽オペが必要になる状況だとわかってきた。
そんな時、良美が顔を怪我する事故がおきた。
徹が「顔の皮をはがせば宇宙人に会える」と母親の顔を傷つけたのだ。
徹の脳はオペを必要としていた。血流が逆流していた。
いまだに「母親がお見舞いに来ない」と思っていた。
本当に母を宇宙人だと思っているのだ。
「お願いです。お母さんに会わせてください」
と、良美に懇願する徹に、涙ながらにお願いすると、良美は我慢してうなずき「母親」を探すふりをしに行った。
その時、徹が激痛を訴え逃げた廊下で倒れた。
脳が出血したのだ。
駆け付けた良美に「お母さん」と徹は言った。
アプグラ妄想は顔は認識できなくても、「声」だけなら認識できる可能性がある。
倒れた時、もしかしたら徹は視野がなかったのかもしれない。
目覚めた徹
2度目のオペから目覚めた徹。
「お母さん」とつぶやき続けた。
徹は「あんたが勝手に生んだんだ!!」と言ったことを謝りたかった。
出血で脳がかなり肥大しており、視野をやはり邪魔していたので
「声」でオペ直前に母親が来たことが分かったようだった。
しかし、目覚めた徹は「母」が目の前にいることに安心した。
シングルマザーとして懸命に働く母親。そして息子を想う母親。
どちらもおろそかにはできないが、やはり自分の息子はなによりかけがえのない存在であり
徹にとってもただ一人の「母親」決して、宇宙人が仮面をつけているわけではない
本当の母の姿をやっと見ることができたのだった。
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