日本テレビ「トップナイフ～天才外科医の条件～」最愛の妻のオペ今出川夫妻の戦い

脳内に複雑な腫瘍を抱えている、今出川部長の妻里美。

腫瘍が「言語」部分に複雑に絡んでいるため、意識がある状態でオペを開始した。

言語のチェックは今出川部長が対面で行った。絵を見せたり

教えた言葉を繰り返したり、2人の会話は続いた。

しかし、全身麻酔に切り替える際に、里美に全身けいれんが起き始めた。

意識が戻らない里美

「脳神経外科医」チームの結束で、難しい手術はうまくいった。

しかし、里美は自発呼吸はするものの、意識が戻らないまま。

今出川部長は時間が許す限り、妻のそばにいた。

それでも意識は戻らない。いつまでも眠ったままの妻のそばに寄り添う部長。

手を握り続け、里美の帰りを待つ夫の姿があった。

やっと目が覚めた里美。温かい手がそこにはあった。

言語部分に多くの腫瘍が癒着していたため、話すことはできないが

意識ははっきりとしていた。そして、車椅子だが病室から出ることもできるようになった。

今出川の引退

妻の手術後、実務からも遠ざかっていた今出川も、深山の返事を聞く時が来た。

深山は「新部長就任」を承諾してくれた。

残念ながら黒岩は、保が自分の手を離れたことで、予定しているオペが終了したら

アメリカに戻ることになってしまった。

しかし、深山はオペをする部長になる。と頼もしい発言をしてくれたことで

今出川も安心して、「脳神経外科」を任せられると感じた。

何より、自分ではできいない妻のオペを、深山、西郡、黒岩、小机がやり遂げた。

それこそが、自分の引退の時だったのだろう。

そして、深山の新部長就任パーティーがいつもの「カサブランカ」で開催された。

その前に、小机がついにマスターの来島に「付き合ってください」と告白。

以前来島は「女性を愛せないように脳がそうなっている」と言ったことから

「愛せない脳」に興味を持った小机は、より一層来島を好きになってしまったのだ。

そして、新部長就任のあいさつの時が来た。

同時に緊急要請の電話が入り、今出川を残しメンバーは病院へ戻って行った。

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日本テレビドラマ「トップナイフ～天才脳外科医の条件～」母親に殺されそうになった少年。