日本テレビドラマ天海祐希主演「トップナイフ」自分の左腕に恋をした男性。妻とは離婚。

2020年2月29日放送の「トップナイフ」7話に引き続き、頭痛が起こり左半身が麻痺した男性前川洋一のその後。

脳の誤作動により左半分がちゃんとみえているのに、脳は左を認識していない。

「半側空間無視」

という状態でした。献身的に尽くす妻をスケッチしたのですが、左側が書かれていないことから発覚しました。

 

コンテンツ

自分の左手に恋した洋一

 

担当したのは小机。

手術は成功したはずだが、左側が認識できない。

そのうちに、「離婚する」と言い出す洋一。

洋一は麻痺した左手が「新しい恋人」として認識していた。

そして、彼女の名前は「やまもと あつこ」

 

純子さんという妻がいながら、すぐにでも離婚して「あつこ」さんと一緒になるという洋一。

しかし、新たな「脳動脈奇形」がみつかり、それが肥大化していることから、一刻も早くオペをしないと命が危ない。

今出川部長は、すべての説得を小机に任せた。人づきあいが苦手な小机は試行錯誤して

なんとか「同意書にサイン」をもらおうとしますが、妻の純子は「復讐」です。

と、サインを拒否し、洋一は「自分は正常」だと思っているため、サインはしません。

 

耳から水を入れる

 

どうにかして早くオペをしなくてはいけない状況。

しかし、小机はデスクでパソコンとにらめっこ。「海外の症例を調べています」

深山からデスクワークがすべてじゃない。と諭されますが、「座学こそが私の強みです」

と、粘る小机。ついに、海外の同じような症例を見つけた。

 

エイリアンハンド症候群

手に限らず、麻痺が出た部分を擬人化して、恋人や友達だと思い込んでしまう。

しかし、耳から冷水をいれることにより、その症状が和らいだ症例を見つけ出した。

ダメもとで、洋一に冷水を入れる小机。

それを見守る純子。

冷水が入った途端、洋一が正気に返った。

その間に「サイン」をもらおうとした小机だが、「そこにもたれかかると彼女が苦しがる」

と、いう洋一。1分も持たずに症状が戻ってしまいました。

 

やまもとあつこの正体

深山は純子から「同意書にサイン」した書類をうけとりました。

実は、純子は昔万博で【コンパニオン】をしていたことがあり

その時に、出入り業者だった洋一が猛アピール!!あまりにしつこかったため

「純子」はあつことも読めるため、【あつこ】と偽名を教えたのだった。

 

純子は過去何度か、がんで東都総合病院でオペをしており

深山はその履歴も見ていた。

純子の旧姓は「やまもと」

そして、洋一が『彼女の青いワンピースの裾が風に揺れるのがたまらない』

 

それはまさしく、自分たちが若い時に「デートした場面」を洋一は見ていたのです。

つまり、擬人化して愛した女性は、過去の妻。

結婚する前の妻の姿だったのです。無事にオペが終わり小机も大役を終えることができました。

しかし、やはり、小机には「人間関係」と「脳」は複雑すぎて理解できないようです。

 

 

日本テレビドラマ「トップナイフ」揺れ動く二組の親子と、揺れ動く部長の心

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