日テレ「極主夫道」仕事が順調な美久に立ちはだかる壁

美久はデザイン会社で働いているが、美久が提案したデザインが先方に気に入られ、

大きな仕事を任されることになった。しかし上司の顔は曇っていた。

美久の夫が元ヤクザと言う事は、会社の中でも周知の事実だった。それがネックになっていると言う。

 

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愛のお弁当

龍の1日は、愛する妻のために始まる。大好きなキャラクターが描かれたお弁当箱に、

精一杯の愛を込めて、毎日違うキャラ弁当を作ることだった。

そのお弁当は会社でも評判の良いお弁当で、美久はお弁当見られるのはまんざらでもなかった。

 

しかし夫が元ヤクザと言う事は、美久の今後の仕事に大きく影響するということがだんだんとわかってきた。

もし先方に、元ヤクザの夫がいる社員の作ったデザインだとばれると、仕事そのものがなくなりかねない。

しかし美久が恐れていたことが起こってしまった。

 

忘れ物

先方とのコンペに向けて、夜遅くまで作業をする美久。その体調気遣う龍。

しかし、ひまわりと美久のを送り出した後、龍は美久の忘れ物に気がついた。

筒状の入れ物に入ったデザイン画。これは大切なものだと思い、美久に電話したがでない。

これはどうしても届けなくてはいけない!

と、念には念を入れて筒状のケースをさらにカバンに入れ自転車で疾走する龍。

 

それを見たパトロール中の警官が、龍の背中の入れ物が気になった。妙に長くてしっかりしたカバン。

それは「ライフ銃」を連想させるものだった。しかも運の悪いことに、美久の仕事先は大城山組の方面。

若い警官は、龍がライフル銃を持ち、大城山組に向かっていると勘違いしたのだ。

そこで大捕物が始まってしまった。さらに運悪く、警察といざこざがあったのが元天雀会の事務所前。

やはり勘違いしてしまった元組長と姐さん、そして雅。龍の思いとは裏腹に様々な人を巻き込み会社に到着してしまった。

 

会社に着いた龍

ちょうどその頃会社でも、美久が自分の忘れ物に気づき、龍に電話をしていたが出なかった。

その時に同僚が、入り口で大変なことになっていると美久に伝えに来た。

美久が入り口へ行くと、何事もないようにデザイン画を渡してきた龍だが、そこにはなぜか元ヤクザと警官がいざこざを起こしていた。

 

一方大城山組でも、龍が事務所に向かっていると言う情報を得て、万全の態勢で待っていた。

しかし、龍はただ単に美久の忘れ物を純粋に届けただけで、「抗争」などと言う事は毛頭頭いなかった。

1連の騒ぎを見ていた、美久の上司はさらなる危機感を強めていた。

そして帰宅した美久は、龍に今日は何をしてくれたのかと詰め寄るが、ひまわりから

「今日の事は全部ママが悪い。龍は何も悪くない」

と言われてしまい、挙句大切な仕事なら会社に泊まり込んでいればいいと提案されてしまった。

ひまわりにそう言われ、引っ込みがつかなくなった美久は、意地を張り会社に泊まり込むことに決めた。

そしてその日から2人の別居生活が始まった。

 

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