TBSドラマ最終回「この恋あたためますか」やっと素直になれた2人の関係
浅羽は、なぜか北川に振られてしまった。以前に付き合ってきたより、お互い肩の力も抜けていたのに。
なぜ振られてしまったのか?それは浅羽の気持ちの中に、いつまでも樹木がいる。
そのことを本人が全く自覚していないからだ。だからこそ北川は自ら身を引くことにした。とても辛い決断だった。
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北川の決断
北川はずっと彼の心の中に、樹木と言う存在がいることを認めていた。コンビニの移動販車
樹木が浅羽からもらったスノードームだが、北川といる浅羽を思い出してしまい辛くなる
でも、唯一くれたプレゼント捨てることができない。そのため浅羽に返したのだ。
しかし、浅羽もなんとなく捨てる気になれず、販売車の中に飾っていたのを北川ずっと気にしていた。
それが唯一、彼の心の中を映しているようで、一緒にいてもとても辛い日々だった。
だからこそせっかくつないだ手を、自ら離すことを決断し、その理由は浅羽の中にあるとはっきり伝えた。
今まで思ってもみなかった、樹木への思い。言われてみると、仕事のパートナーとしてずっと見てきた。
でも、社長解任され一般人となった後も、「休暇をもらった」と喜んでいる自分を
人は動いてないと腐っちゃうから!
と、自分がもっと働いていたコンビニで、アルバイトとして雇ってもらうことで、新しい提案が生まれた。
樹木との時間
思い返せば樹木といる時間は、笑うことを忘れていた自分を思い出させてくれた。
そして、北川にもしていない夢の話など、いろんなことを自然に話すことができた。そのおかげで次の夢も見つかった。
樹木が今までそばにいてくれたおかげで、たまには喧嘩をしながら本気でぶつかり合い、それが良い方向に向いてきた。
小さい頃にクリスマスが嫌いになった話など、誰にもしたことがなかったが、樹木には話すことができた。
北川には格好をつけて言えないことも、樹木ならとても自然に自分をさらけ出すことができた。
それは樹木が年下だからだろうか。そうじゃないと思う。樹木が強引に働かしたから自分は今動いている。
樹木が言ったように、あの時休暇をもらったと言って、強がって何もしなかったら自分は腐ってしまっただろう。
でも樹木がそれを絶対に許さなかった。年下とか年上とか関係なく人として接する上で、なくてはならない存在になっていた。
幼なじみの恋
もちろん幼なじみの新谷が、樹木のことを今までの誰よりも大好きだと言う事は、
幼なじみとして、話さなくてもよくわかっていた。しかしそれ以上に自分を突き動かしてくれる樹木の存在が、これからの自分には必要だと実感した。
きっとたとえ、それで幼なじみとしての縁が切れたとしても、後悔はなかっただろう。
だからこそ、2人が結論を出し合う日に、急いで2人の元へ向かったのだと思う。
そして、自ら告白するのは初めてなのか、不器用ながらも自分の気持ちをぶつけた。
そして、樹木はまこっちゃんといると楽しいから。と返事をしようとしたと思うが
浅羽が社長解任された日、「社長が好きです!」と叫んだ自分は本物の気持ちだったと言い切れる。
まこっちゃんといれば楽しいけど、どこが物足りなさがあったのだろうか。
そこには、「スイーツ開発」を共にする仲間として、楽しいと言う気持ちが優先されていたのではないだろうか。
そうなると、仕事以外で触れ合ってきた元社長との思い出は、樹木にとってずっと消えないものであり、ずっと続いて欲しいものだった。
だからこそ、まこっちゃんの思いをよくわかっていながらも、背中を押され、彼の元へ送り出された。
しかし新谷も、なんだか新しい恋が始まりそうな予感がする。北川とのあらたなの声が始まるのではないだろうか?
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