TBS四角関係恋愛ドラマ「この恋あたためますか」四角関係がもつれ始め、それぞれの気持ちに気付く

北川は自分は浅羽の中にいないことに、早くから気づいていた。でも、女として負けられない気持ちもあったのか

再び浅羽と付き合うことにした。それでも、浅羽の気持ちに入っていけないジレンマと毎日戦っていた。

そして、新谷も「お試し1週間恋人」と言って、2人でわいわい楽しい時間を過ごしながらも、自分ではどうしても埋められないことがあると気づいていた。

 

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別れた北川の本心

以前付き合っていたが、浅羽が出向しコンビニ本社に社長として来たことで、2人は再び付き合うようになった。

でもそれは、北川の意地でもあったかもしれない。スイーツ開発でははるかに樹木の方がいい物を作る。

その実力は認めている。しかし、年齢的に樹木が浅羽を好きでも、自分の方が浅羽に似合うんだ。

と、樹木に認めさせたい気持ちもあったのではないだろうか・・・。

 

しかし、いざ付き合ってみると、楽しいことは楽しいが、ふとした時に浅羽の中に樹木が見える。

自分だけを見ていない浅羽に、悲しさを覚える北川。スイーツでも負けてしまい、浅羽の気持ちの中でも負けてしまった。

それでも、必死で自分の方に向かせようと北川は努力したが、垣間見る浅羽と樹木の2人の姿に

自分たちはなれないことにはっきりと気づいてしまった。これ以上すがるのはみっともない。

と、浅羽に別れを切り出した。

 

意味を理解できない浅羽

浅羽はせっかく2人また付き合うことができ、大人として楽しいデートを重ねることができた。

そして、北川の手料理も食べることができる。以前は忙しくすれ違いばかりだが

今はただのフリーターという立場なので、あの時できなかったデートが実現している。

それでよかったはずだった。しかし、いきなり北川から別れを告げられ混乱した。

以前は、強がりで別れを切り出した北川が、今回は本気で別れを切り出したのだ。

 

その理由が、自分も気づいていなかった心の中にいる人の存在。

そう、いつでも浅羽の気持ちには樹木がいる。そのことを北川から指摘された。

思い返せば、SNSが更新されないことに腹立たしく思ったり、「コンビニ移動販売車」の案に

一番に賛成し、一緒に動いてくれたのは樹木。そして自分が夢に描いたコンビニを実現するために

一生懸命スイーツを徹夜で作り続け、話題となり「新進気鋭の経営者」と言われた影にも樹木がいた。

 

やっと気づいた自分の気持ち

皮肉にも、北川に指摘されたことで、自分の気持ちの中にいつもいるのは

北川ではなく、樹木だったことに気付かされた浅羽。

だから、樹木から返されたスノードームも捨てることができず、移動販売車に飾っていた。

そして、樹木になら自分の夢を素直に語り、それを実現しようという原動力に変わった。

 

自分を改めて見つめ返せば、自分の原動力になってきたのは樹木の無邪気さと

無鉄砲さ。そして、新しいことに目を輝かせて挑戦する姿。

それがうれしくて、今まで頑張ってきた。社長を解任され、「休暇」と強がっていた自分を

無理やりバイトさせ、次の「移動販売車」というひらめきに、導いてくれたのも全部樹木だった。

この思いを浅羽はどう樹木に伝えるのか!?そして、後輩の新谷にどう説明するのか!?

 

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