TBSドラマ「G線上のあなたと私」の也映子が弾きたい「サムワン」とは?
2019年11月19日放送のTBSドラマ「G線上のあなたと私」で、理人と也映子が『3コン』(3人コンサート)の曲目を決める際に
也映子が「サムワンやりたいんだけどあれ眠たくなるんだよね」と言葉を発しました。
サムワン=Someone to Watch Over Me
邦題 誰かが私を見つめている
どのような曲なのか見ていきましょう!
コンテンツ
作曲者は?
今日は、作曲家 ジョージ・ #ガーシュウィン のお誕生日🎊(1898-1937)#HappyBirthdayGershwin
東京フィルのニューイヤーコンサート2020、代表作 #ラプソディインブルー 演奏させていただきますっ!#清塚信也 #円光寺雅彦 https://t.co/LCvc7WS4g0 pic.twitter.com/OU09hbJKAA
— 東京フィルハーモニー交響楽団 (@tpo1911) September 25, 2019
この曲を作曲したのはアメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィン。
1962年に作曲されました。
ミュージカル「Oh, Kay!」のために書かれた曲であり、歌詞は兄であるアイラ・ガーシュウィンが担当しています。
ピアノを勧める母に対して、アイラは興味を示さず、読書をしたり、新聞をかいたり…
その文才がのちに、弟ジョージのパートナーとして欠かせない存在となりました。
この曲は今日もカバーされ続け、ジャズのスタンダードナンバーとして愛されています。
ミュージカル「Oh, Kay!」とは?
このミュージカルのタイトルは実在する女性「ケイ・スイフト」(1897-1993)をモデルにしています。
幼少期から音楽の才能を発揮しますが、父親を亡くしてからは、本格的に音楽の道へ進むのをあきらめ、クラブで演奏などをしていました。
そんな時に、ジョージと出会い恋に落ちますが、すでにケイは結婚しており、夫公認で不倫関係を続けながら、作曲のサポートをしていた。
といわれています。
そんなケイ・スイフトをモデルにしたミュージカルですが…
あらすじ
1926年アメリカで「禁酒法」が施行され6年後のこと。当然公には酒場を開くことはできません。
しかし、闇の酒場には男女で賑わっていました。もちろん、お酒の密輸も行われていましたが
そんな頃第一次大戦後、ある貴族と妹ケイはお金に困り、最後の財産とも言うべき「船」で、アメリカに渡り、お酒の密輸で財をなそうとします。
しかし、禁酒法取締官に見つかりジミー・ウィンターの広大な屋敷に逃げ込みます。
実はいぜんに、溺れそうになったジミーをケイが助けたことがあったこともあったのです。
あらためて再会したケイはジミーに恋をし、さまざまなドタバタに巻き込まれながらも、ケイとジミーは結ばれます。
こぼれ話し
最初、兄弟はミュージカルに挿入するアップテンポナンバーとして「Someone to Watch Over Me」を作りますが
ある時、ふとジョージがテンポを落としてスローにした時、2人は顔をみあわせました。
「Someone to Watch Over Me」はアップテンポではなく、スローな曲でなくてはいけないことに気づいたのです。
それ故に、眠気を誘うようなスローナンバーとして定着していきました。
Someone To Watch Over Me ピアノ伴奏・バイオリンパート付き (バイオリンセレクトライブラリー) [ ガーシュイン ]
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