MBS制作TBS系列放送賀来賢人主演「死にたい夜にかぎって」別れへのカウントダウン

ネットで知り合い、実際に合った日から同棲をスタートさせたアスカと浩史。

5年以上の歳月を共に過ごし、浩史は結婚も考え始めていた。

アスカは「音楽の創作意欲」がわいてきて、最近とても元気で減薬も順調。

そのため、働きに出ることになった。しかし、アスカは気づいていないと思う。

浩史はアスカの浮気に気付いている。そして、浩史はそのうっぷんを風俗で晴らす。

そんな2人に、別れのカウントダウンが始まった。

 

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アスカの曲

アスカの「創作意欲」がわくようになった。

それは時間に関係なく、浩史が寝ていても曲が完成すると、起こしては聴かせて感想を求めてきた。

しかし、浩史は本音を言えないでいた。アスカの曲はまとまりも何を伝えたいのかわからない・・・。

それを言いたい浩史だが、それを言ってしまったら「2人は終わってしまうのかも」と思うと言い出せないでいた。

しかし、編集部のラッパーに曲を聴かせると、はっきりと意見を言うべきだと全員一致した。

 

浩史は決意した。「別れが怖くて」も、「アスカが暴れるかもしれない」可能性があるにしても

浮気相手や、音楽仲間がアスカの音楽を、彼女が傷つかないように褒める。

しかし、【真実を言ってあげる優しさ】が必要だと勇気を振り絞った。

結果アスカは大暴れをした。しかし「別れ」を切り出すことはなかった。

2人で「吉野家」へ行くことにした。遠い吉野家。途中たばこを取り出すアスカ。

アスカはたばこが見えないようにカバーをしていた。そして中には様々な銘柄のたばこを入れていた。

それは、「どのたばこが吸えるのかワクワクする」ため。ちょっとしたアスカの楽しみだった。

そんなアスカに、浩史は初めてライターで火をつけてあげた。

 

浩史とライター

高校生の頃、父との会話はほとんどなかったが、突然父がベースをくれた。

そして、「たくさんもらった」と大きな手提げ2袋分のCDをくれた。

それが、浩史と音楽の出会いだった。

ライターもそうだった。おもちゃをねだった浩史に、父が「おもちゃだ」

と、渡してきたのが【100円ライター】縁側で着火して遊ぶ浩史。

父は「仕事をやる」と、空になったオイル缶を用意し、大量の紙や写真を浩史に燃やさせた。

 

それは、小学生の浩史にも分かった。

父は何も言わず燃やさせたが、借金の借用書や、浮気相手と撮った写真だった。

たとえ、それらが燃えても父の借金が亡くなるわけではないのに・・・。

と、その時浩史は思っただろう・・・。

 

3日遅れのバレンタインからカウントダウン

2011年2月17日「3日遅れのバレンタイン」と、アスカは浩史にハンディクリーナーを送った。

そのお返しに浩史は「3日早い唐揚げパーティー」と、2011年3月11日にアスカにプレゼントした。

飛び跳ねて喜ぶアスカ、しかし、揺れている。アスカが飛んだからではなく揺れている。

山盛りの唐揚げも崩れ、部屋の中もめちゃくちゃになっていく・・・。

そう【東日本大震災】が起きた日だった。

 

それでも2人の暮らしは続いていくと浩史は思っていた。

そして、アスカとの結婚を真剣に考えていた。

しかし、2人は1か月後の2011年4月16日に突然別れることとなる。

 

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