フジテレビドラマ「絶対零度season4」女子高生誘拐事件は、複雑に絡み合っていた。

2020年1月13日に放送された「絶対零度season4」の第2話。

客船の地下、前回のラスト同様、井沢が血まみれの手に拳銃を持ち

その足元には胸を刺されたか、撃たれた香坂が倒れているシーンから始まりました。

1話目は73日前からはじまりましたが、今回はもう少し時を進めて始まりました。

 

コンテンツ

女子高生誘拐事件

 

ミハンのデータに危険人物として挙がってきたのは

「馬場智樹」

無職の男で、女子高生時田明日香の家の近くに住む男だが

「ストーカー規制法」に接触しないぎりぎりのストーカー行為を行っていた。

明日香は成績優秀だが、なぜか学校をさぼりがちで、馬場のストーキングにも気づき始めていた。

そして、ミハンが対策を強化した矢先、明日香と馬場の足取りが消えた。

どの防犯カメラにもその姿はない。

残されたのは、明日香のバッグ。そのなかには「喘息の薬」が入っていた。

明日香は重度の喘息もちで、薬がないと死ぬ可能性がある。一刻も早く見つけ出さないと彼女の命が危ない。

 

明日香の涙

 

ミハンが潜入捜査をしていく中で、気になることが起きていた。

明日香が両親と喧嘩をして涙を流していた。

ただの、親への反発とは違う何かをミハンは感じていた。

 

その後明日香は行方不明となり、事件が起きた以上「捜査一課」が事件を引きつぐことになったが

井沢は「ただの誘拐事件ではない何か」を感じ取っていた。

そのため、上の命令を無視して、潜入捜査を続けていくと、明日香の母親が「スナックM」へ入って行くことをつかむ。

 

「あなたは明日香を殺そうとした」

 

密室内の会話から、明日香は実の両親が他にいるのではないか!?

という可能性が出てきた。予想通り、明日香はDNA検査を受けていた。

そのデータから、「スナックM」のママが実の母親だった。

探偵を装った井沢と、山内は明日香の育ての親の元を訪ね、警察に話していないことを聞く。

 

育ての母は元は児童相談所で働いており、明日香が日常的に虐待を受けていることを知っており、

頻繁に家に通っていたが、ある時「お店を開きたいからその子を売る」と母親が申し出てきた。

100万円

実の子供を売る、最低な両親だった。しかし、育ての母も放っておけば虐待や、重度の喘息で明日香が死ぬ可能性が否定できず

明日香を引き取り、実の子供として育てたのだが、ある時育ての両親のもとに

「お店を大きくしたいからお金をちょうだい」

と、ずうずうしくも実の母が連絡してきた。そこから、明日香が親子関係を疑うようになった。

 

人工透析の父

 

一向に明日香の行方も、馬場の行方もつかめないなか、

闇のブローカーの存在が浮かび上がってくる。

そして、防犯システムを管理する会社の女性と付き合うふりをして、事件現場付近の防犯カメラの位置を把握したり

偽造パスポートを作成し、すでに馬場は日本から出国していること。

などを、ミハンはつかんだ。

 

すなわち、ストーカー事件に見せかけるため馬場にストーキングさせ

防犯カメラに映らない地点で明日香を誘拐し、監禁した。

それは「実の父のため」

と、言っても自分の娘を売った母と同様、どうしようもない人間なのですが

人工透析が欠かせず、突発的に死に至る危険をはらんでいました。

そのためには「臓器移植」が絶対に必要!!ということは、血縁関係のある娘の存在が大きくなります。

実の娘を誘拐し、闇組織で違法手術を行い臓器移植をするのが、今回の事件の真の目的でした。

 

しかし、ミハンは人間関係を洗いざらいし、情報を整理していくなかで

その可能性をつかみ取り、手術寸前で踏み込むことができました。

自分の命のために、捨てた娘を誘拐し、体にメスを入れようとした父と

未成年者を店で働かせていた母。どちらも犯罪です。

 

捜査一課ではわからなかった事件の真相を、井沢をリーダーとするミハンが解決したことで

危うい立場となっていたミハンが再び注目を集め始めました。

 

 

フジテレビ月9ドラマ「絶対零度シーズン4」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です