「それってパクリじゃないですか?」3話、ムーンナイトプロジェクト、新スムージー、北脇と亜季
「緑のオチアイさん」の件で、月夜野ドリンクが今までどれだけ「特許」に対して、なぁなぁだったかを知った社員たち。
社長は、北脇に「自由にやってくれ」とすべてを一任した。しかし、高梨部長も社長から一任されていた。
亜季は思わず「社長がふたり・・・」とつぶやいてしまったが、亜季は二つのことにかかわることになってしまった。
コンテンツ
社運の「ムーンナイトプロジェクト」
亜季が開発にかかわった「キラキラボトル」。それは社運を賭けた「ムーンナイトプロジェクト」として、
高梨部長を先頭に動いていた。そこで試作品ができた。試飲してみるとすっきりとした紅茶だったが
しばらくすると紅茶の色が変わった。酸素に触れることで色が変わる。そして味も変化する仕組みになったいた。
亜季はこの特許について、すでに申請されていないか調べることを、来週までにと北脇に依頼された。
様々なワードで特許がかぶるものがないか、調べなくてはいけないので、途方もない時間を要するが、
亜季は初めて北脇から「頼りにされた」と思って頑張ることにした。様々なワードを書きだして、
自社の製法や、説明と一言でもかぶっていないかチェックをしていたが、開発部の柚木が元気がなかった。
同じ開発部の土井によると、高梨部長から「ムーンナイトプロジェクト」から外されてしまった。
そして、今は実店舗があるお店の「スムージー」を再現して、売り出そうという企画があり、柚木はそれに運命をかけていた。
ついに、柚木が思うものが仕上がった。そして亜季も試飲したが、とても甘くておいしかった。
しかし、特許について調べると、「低温圧縮」の技術を使うスムージーはすでに登録されており、
柚木は申請できないことが、プレゼン1週間前にわかった。今から違う試作品を提案しなくてはいけなかった。
しかし、高梨は窪地にその開発を任せた。ムーンナイトの時も柚木の意見を聞いたうえで、窪地に開発を手伝わせた。
憧れの高梨に、またもや見放されたと思った柚木は真剣になればなるほど、わからなくなってきた。
そして、その開発を手伝いながらも、高梨の「カメレオンティー」が特許に引っかからないか調べる亜季。
柚木が作り直すたびに、すぐに「糖度」をはかり記録する。そしてまたパソコンに張り付く。
そんな姿を見ていて、柚木はもう手伝わなくていい。と言ってきた。柚木は「飲んで感想を聞きたかった」
と、部屋を飛び出してしまった。亜季は謝りに屋上へ探しに行くと、柚木はアレルギーを持つ姪っ子からもらった折り紙を見ていた。
主題歌
OP
「パロディ」
ジャニーズWEST
原作
奥乃桜子
それってパクリじゃないですか?
新作スムージーの盲点
柚木は誰でも安心して飲める製品を作りたかった。しかし焦りのあまり亜季に当たったことを謝った。
そこで、亜季は週末に実際にこの野菜を作っている、農園へ行ってみたいと言い出した。気分転換にもなるということで、
五木と営業の松尾、開発の土井も誘い農園に行ってみた。そこで実際にスムージーを作ってみるとおいしかった。
でもそれを製品にするとなると、保存に問題が出てくる。そんな時五木達に農園の人が「ライスミルク」を提供していた。
お米も作っているので、乳製品にアレルギーがあっても飲めるミルクであり、甘みもある。
それでスムージーを作ってみると、甘くてとてもおいしかった。しかし特許がすでに申請されている「文言」が気になったが、
亜季が「および!」と叫んだ。相手の製法には「および」乳製品を含むと書かれているが、「および」の後を替えることで、
別の製品になるということ。つまり「および」の前は同じ低温圧縮でも、その次が乳製品ではなく「ライスミルク」と表記すれば行ける。
翌日、北脇に確認すると、問題ないと言われた。そこで窪地と柚木の2品がプレゼンされたが、柚木は負けてしまった。
それでも柚木は自分の納得がいく製品開発ができた。とすっきりした気持だった。そして、高梨部長から
真実を聞くことができた。「カメレオンティー」の開発から外したのは、意見を聞いた時に自分と柚木が似すぎていた。
だから、自分と全く違う意見を持つ、窪地に開発を手伝ってもらったのだ。憧れの高梨と自分が似ているといわれた。
北脇と亜季の確執
亜季は柚木の開発も手伝っていたので、北脇に頼まれた特許の調べが進んでいなかった。部長が気にかけていたが、
「今日の定時までには絶対終わらせます。」と必死に頑張った。そして定時までに調べは終わったが、
「報告書」を挙げることができなかった。そこに高梨部長が来たので「あのぅ・・・」と話しかけると、
「報告書よくかけていたわ」と言ってくれた。自分はまだ報告書を出していない。それなのにもう提出されている。
ということは、北脇が自分に代わり提出したことになる。そこに北脇が来たので、「自分をだましたのか?」
と尋ねると、「まだ知識の浅い藤崎さんには、この件は荷が重いので、練習のために依頼しました。」と言ったのだ。
亜季はあんなに相性が悪いと思っていた北脇が、初めて自分を頼ってくれたともってうれしかったのに。
屋上で、北脇をモデルに描いたスケッチをくしゃくしゃに握りしめながら、悔し涙をこらえていると、
柚木が「選ばれなかったスムージー」を持ってきた。それを二人で飲みながら北脇のことを話していたが、
柚木は嫌な噂を耳にしていた。月夜野ドリンクには全く違う親会社があった。北脇はそこからの出向で来たのだが、
月夜野の特許について調べて、親会社はその特許を自分たちのものにするために、北脇を送り込んだのではないか!?
という「スパイ説」だった。信じがたいがいまだに会社になじまない、北脇ならばあり得ない話ではないと思う。
Twitterの感想
#それってパクリじゃないですか?
第3話「たったひとつの言葉で意味が大きく変わる」
まさに #特許 は言葉を武器とした戦いですね⚔️ドラマ内で話題になっていた、特許検索についてはこちらをチェック🧐https://t.co/7Zku6Hv5LI#特許庁 は #それパク を応援中📢
— 特許庁 (@jpo_NIPPON) April 27, 2023
類似の事例に判決を下す裁判所は同じでも、それを構成する裁判官が違う。それだけでまるで違う結論となったら裁判がくじ引きみたいな話になって、紛争解決手段としての信用を失う。求めるべきは問題解決の安定性。その為に必要な言葉=理屈による説得。北脇雅美のスタンスがここにありです。#それパク
— あ (@tekeroinbm) April 27, 2023
亜季ちゃんに屁理屈って正面から言われて目泳いじゃってる北脇さん、、、、、たまらんです#それパク#重岡大毅 pic.twitter.com/ZpKD7l0eLi
— ^○^ (@Masuda0704_) April 26, 2023
「特許庁」の方がしっかり毎回視聴してくれている。ということですね。このURLから入れば亜季と同じページが見えるはず。
そして、北脇のポリシーのようなものは、「裁判」にも通じるのか・・・。と感心してしまいました。
それでも亜季に色々言われると、ちょっと戸惑う北脇はいったい何をもくろんでいるのだろうか!?
ただ、単純に月夜野の特許問題を解決しようと、奮闘してくれているのなら視聴者も幸せです。
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