ドラマイズム山田杏奈×玉城ティナ出演「荒ぶる季節の乙女どもよ。」3話
国語教師の山岸が「顧問」になることで、【廃部】の危機から逃れた文芸部。
ほっとしたのも束の間、学校は「文化祭」に向け活気にあふれてきた。
そして、「性に翻弄される文芸部」に、こともあろうが、実行委員が文化祭で、こんなシチュエーションで告白すると
必ず恋が成就するようなストーリーを、でっちあげ朗読劇にし、他校の生徒も来るようになる文化祭にしたい。
と依頼がはいる。
コンテンツ
引き受けた文芸部
できれば恋愛や性から遠ざかりたい部員たちを尻目に、部長の曾根崎は即答で引き受けてしまった。
まだまだ恋愛に疎いのに、ましてや「必ず成就する」ストーリーを作り上げるなんて…。
しかし、菅原はクールだった。
「自分ならどうしたい」
いつでも菅原はクールだ。でも気がかりがあった。和紗が密かに想いを寄せる幼馴染み、泉が和紗に言ったこと。
泉が告白されるのを目撃して、お断りするまで一部始終見ていた文芸部員。
そして、その日母に頼まれ、和紗が泉の家を訪ねるが出てこない。自慰行為に夢中で気づかなかったのだ。
そして和紗に「お前とはこういうことする気はないから」
告白してないのに振られた?
和紗は告白してもいないのに、振られたようなもやもやした気持ちが晴れない。
そのことを百々子や菅原にも話したため、菅原にはなぜ和紗にあんなことを言ったのか気になっていた。
そして、泉も話したいことがある。と、何故か電車に乗る2人。
ホームに百々子といた和紗は、通過列車に2人が乗っていたことに、モヤモヤ感と、菅原氏には勝てない敗北感を勝手に感じてしまった。
しかし、話しをしようとする菅原たちの前に、菅原が幼少期に所属した劇団の主催者が乗り合わせていた。
「少女性を失った君に魅力はない」
と、いわれトラウマになっている。それを隠すように泉にすがりついた菅原。
そして、過去の話を泉にし始めた。
しかし、2人ともお互い「不思議な人物」という印象で終わり、和紗が心配したことはなにもなかった。
百々子の恋
「性」に翻弄されながらも、百々子にもその兆しが見えた。
小学校の時の同級生、杉本が百々子にアプローチをかけてきたのだが
和紗のいう「甘い味」がしない。
「女性にお金払わす男は信じられない。おごるから」と言いながら食事は割り勘。
差し引きすると、たった200円で恩着せがましさを感じさせる。それが嫌に鼻につく。
それから映画をみたが、「早く終わって欲しい」と思い、やっと帰ってこれたことにほっとした自分に気づいた。
果たして、自分は和紗のいう「甘み」を感じることができるのか、感じない自分がおかしいのか…
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