日本テレビドラマ「ニッポンノワール」で克喜は全部でいくつの実験台になったのか?

2019年12月15日に「笑えねぇ」最終回を迎えた日本テレビドラマのニッポンノワールですが

清春と碓井薫の間に、できた子供である克喜は、ニッポンノワールの実験台となりました。

しかし実際には、自分から実験台になると言っていましたが、いくつの事件を受けているのでしょうか?

 

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暴れる克喜

克喜は薫によると手をつけられないほど、何かにつけ暴れる子供でした。

最終的には母親である薫に包丁を向けるまでになりました。

自分の手には生えないと感じた薫は、実の両親に克喜を預けて、2週間の出張に出かけました。

 

しかし、克喜自身もこのままではいけないと思っていたのでしょう。

母親の仕事部屋はあさり、「人格矯正プログラム」の書類を見つけ、ニッポンノワールの中核にいる、自分の祖父に頼み込むのでした。

この人格矯正プログラムを受けて、お母さんとの関係をやり直したい。

それは少年の純粋な思いでした。しかし、ニッポンノワールにとっては格好の餌食になったのではないでしょうか?

半グレ集団である「ベルムズ」から、素行の悪い少年や犯行を犯した少年を選りすぐり、実験するよりも

さらに若くて、効果のでやすい子供の実験台が手に入たのですから、人格矯正プログラムだけでは終わらないはずです。

 

肉体改造プログラム

ニッポンノワールが行っていた実験は「人格矯正プログラム」だけではなく、人間兵器のなりうる

「肉体改造プログラム」も行っていました。そのため警察病院の地下組織には、そのプログラムを受けた少年たちがゾンビのように

銃撃されても、倒れても何度も立ち上がり碓氷班に向かってくるのでした。

咲良も、清春も克喜の力強さには驚いていました。

おそらく肉体改造プログラムも克喜に施されていたのでしょう。そして定期的にメンテナンスを行わないと、その力は失われると言うことです。

そのため克喜が誕生日を迎える頃には、驚異的な力は既になくなっていたと思われます。

 

アルティメットプログラム

このプログラムこそが、ニッポンノワールが目指す最終段階です。

正しく銃撃されても、倒されてもびくともしない人型兵器を作り出すプログラムです。

しかしこれには肉体改造プログラムを受け、さらに「新薬」を投与し、それに適合したものしかなれません。

もし適合しなければ、肉体改造プログラムも、アルティメットプログラムも死に直結します。

そのため、仮死状態プログラムを受け、なくなったことになっていた才門は、密かに肉体改造プログラムを受けました。

そして新薬を手に入れるため山小屋にやってきましたが、才門には肉体改造プログラムが合わず、自ら身を滅ぼすことになりました。

しかしすでに名越刑事は肉体改造プログラムを受け、適合者となっているので、新薬を投与すればアルティメットプログラムを適応できるかもしれません。

しかし、もし適応しなければ1時間以内に死を迎えます。

そこで密かに実験が行われていたのではないでしょうか?

克喜が服用していた、国内未認可の新薬が、アルティメットプログラムのお試し版と言うような薬ではなかったでしょうか。

そしてそれに対して、克喜は服用しても拒否反応を示さないため、同じDNAを持つ清春なら新薬が適合すると、ニッポンノワールのターゲットに選ばれたのではないでしょうか。

もちろん克喜に対してのアルティメットプログラムは、ほんの微量であり、もし適合しなくても死に至るような事はなかったはずです。

そのため、考えてみるとニッポンノアールが克喜に、施した実験は

人格矯正プログラム

肉体改造プログラム

アルティメットプログラム

この全てが試されていたのではないでしょうか?

その上で、清春はターゲットにされたのではないでしょうか?

もしどこかのプログラムで、克喜が拒否反応を示せば清春は、ニッポンノワールのターゲットになる事はなかったでしょう。

次回22日「刑事Uの告白」でどこまで明らかになるかは分かりませんが、

碓井薫が母として息子に何を語りかけるのか、興味が深まりました。

 

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