ドラマホリック「死役所」の美幸は異食症という病気

2019年12月19日水曜日に最終回を迎えたテレビ東京のドラマホリック枠「死役所」

TOKIOの松岡昌宏さん演じる志村と、安達祐実さんが演じる幸子の間には美幸と言う子供がいました。

しかし普通の食事をすることができませんでした。その悩みを解決するため幸子は「加護の会」へと足を踏み入れることになったのです。

 

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異食症とは?

 

美幸は5歳になっても乳離れができず言葉もほとんど発することがありませんでした。

志村や幸子が作った食事を、食べることを拒絶しました。

しかしおっぱいばかりでは、5歳にもなると栄養が足りなくなります。そこで何とかして食べさせたいと思うのですが、

一向に美幸は何も食べてくれません。

しかしある日、外出から帰ってきた美幸の目に飛び込んできたのは、幸子の商売道具である絵の具でした。

カラフルな絵の具が美味しそうに見たのか、美幸は喜んで舐め始めました

志村と幸子は、それでも美幸が口にできるものがあって良かったと安堵するのですが、

ある時美幸が病気になり、病院を訪れると医師から

そんなものを食べていたら死んでしまう

と注意を受けたことから、幸子は悩み始めノイローゼとなってしまいました。

しかし美幸は、その頃はほとんど知られていませんでしたが「異食症」と言う病気だったのです。

その頃にしっかりとした治療方法があれば、幸子は「加護の会」へ行く事はなかったでしょう。

そして3人の幸せな暮らしは続いていたと思います。

 

症状を発する原因は?

異色症の症状発症するのは、幼児が多いようです。

通常では食事として考えられないものを、口に入れてしまい食べてしまうのです。

もちろんそこから栄養をとることができません。

原因として考えられるのは

ストレス

栄養失調

セロトニンの不足

などが考えられるようですが、などが考えられるようですが、美幸の場合はどうだったでしょうか?

美幸が暮らしたのは昭和30年代だと思われます。

その頃は戦後の復興も落ち着き、食糧難と言うこともあまりなかったと思いますが、

もしかしたら極度の偏食により、栄養が体に行き届かず「栄養失調」から異食症を発症したかもしれません。

志村と幸子は、とても愛情ぶかく子供に接していたので、愛情が足りなくて異食症になったとは考えづらいですが、

もしかしたら幸子が、絵を書き始めると止まらず、かまってもらえないのが寂しかったのも原因かもしれません。

 

治療方法

第一の治療方法は、投薬治療と言うことがあります。

しかしその前に、家庭環境をしっかりと整えることが、前提となってきます。

子供に向けてしっかりと愛情を向けることで、子供の心が落ち着き、食事をしっかり取ろうと言う気持ちになってくるのです。

薬はその補助として使うだけであり、根本的な治療は精神面を、家族がしっかりとサポートしていくことで症状が和らいでいきます。

大人になるとよくあるのが、体調不良訴え病院に運ばれると、胃に影が映り、調べてみると大量の髪の毛がたまになり出てくることがあります。

これも子供の頃から異食症が続いており、大人になっても治らず、結局手術で髪の毛を胃から取り出すと言う大掛かりなことになってしまいました。

幸子が生きた時代に、正しく異食症について指導してくれる医師がいたならば、志村家はきっと平穏な家庭だったでしょう。

 

 

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