TBS人気ドラマ最終回『MIU 404』再び屋形船に乗った久住の行方は！？
バディーであり、人生の師であり、刑事とはどうあるべきか体現して教えてくれた陣馬。
その陣馬を死の渕に立たせた久住。自ら手を下さず悪事を働く男。
そして、お互いがお互いを信じ合い、助け合って助かったコードネーム 404の志摩と伊吹。
今、まさに「真犯人」を追い詰めようとしている。
コンテンツ
再び乗船した久住
久住は、伊吹の誰にも負けない俊速で屋形船を追われ
上がった地上で、マウンテンバイクの志摩に追い詰められ、
その先を、九重の運転するメロンパン号で塞がれた。
伊吹は2人が久住を追い詰める間に、屋形船をUターンさせていた。
それに気づき、久住は再び屋形船に飛び乗った。
そこには伊吹がいる。なのになぜ！？
久住には考えがあった。伊吹は「伏せろ！！」と叫んだが、久住は立ったまま。
それは計算のうち。間も無くやってくる橋。船の屋根にいる2人は、立っていれば鉄骨の橋が直撃する。
しかし、久住はそれを利用しようと考えたのだ。
久住の計算通り、橋に直撃し、頭部を強打し大怪我を負った。
そこからが、久住の計算であり、計算違いだった。
介抱をしようとする伊吹
様々な悪事を人にやらせては、使い捨ててきた久住。
憎むべき久住だが、伊吹は「人間」として、久住を助けようと叫んだ。
しかし、久住は従わず大怪我を負う羽目になった。
それが、久住の計算だった。船には久住を慕う仲間たちがいる。
仲間たちに「警察からの暴行」を訴えれば、あっという間にSNSに拡散され
警察を「悪者」にできると思っていたのだ。
しかし、船内に戻り、警察から受けた暴行を訴える演技をする久住。
その彼の目の前に広がる光景・・・。自分を心配し、駆け寄る仲間と、警察の悪事をSNSにアップする仲間。
でも、現実は「ドーナツEP」で飛んでしまった仲間たち。
久住の迫真の演技も、笑い者にする仲間たちの姿だった。
自らが作り出した薬物で、ダメになっていく人間を見ていくのが楽しかったはず。
それなのに、自ら作り出した薬で、ダメになった人間は自分を笑い者にしたのだ。
現実を見た久住
久住は違法薬物を作ったのは、それを喜ぶバカどもの姿を見るのが楽しかった。
そして、壊れていくのも・・・。
しかし、現実にはその薬物で、ダメになった人間しか自分の周りにはいなかった。
薬物があるから、自分を慕ってきた人間だけだった。
そして、いざ救いを求めたとき、彼らは薬物に漬かり自分を笑い者にした。
自分が笑い者にしてきた人々に、最後は自分が笑われたのだ。
結局、自分が作った薬に群がるバカどもは、自分が作り出した人であり、
そのバカになる元を作ったのは、自分自身。すなわち、久住は自分自身で、自分の身を滅ぼした。
逮捕された久住は、頭に怪我を負ったものの、話せる状態にあった。
しかし、最後に見舞った志摩と伊吹と話して以来、黙秘をしている。
警察も、久住の「本性」を見つけようと躍起になっていたが、久住は自分の過去を消し去っていた。
薬だけでなく、パソコンの世界にも精通していたのか、おそらく国のデータバンクに入り込み
自分の戸籍ごと消したのではないだろうか・・・。
久住は何を求めていたのだろう・・・。
そして、どんな過去を生きてきたのだろうか！？
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