【映画】「はなちゃんのみそ汁」概要と、現在のはなちゃん
子供が原因で離婚したバツイチの男性が、音大の女子大生に恋をした。猛アプローチの末結婚することができた。
しかし、前の離婚の原因になった「子供」の問題とは、彼は子供が欲しかった。しかし元の奥さんは仕事がしたいので子供はいらない。
そういったすれ違いから離婚に至ったわけだが、今回の結婚は「子供ができない」と言う前提の結婚だった。でも彼はとても幸せだった。
コンテンツ
はなちゃんのみそ汁概要
劇場公開
2015年12月19日
原作
安武信吾、千恵、はな
「はなちゃんのみそ汁」
阿久根知昭
- ペコロスの母に会いに行く
※普段は舞台演劇を手がけている
主題歌
一青窈
「満点星」
DVD&ブルーレイ
キャスト
- 安武千恵 – 広末涼子[6]
- 安武信吾 – 滝藤賢一[6]
- 安武はな – 赤松えみな[6]
- 松永志保 – 一青窈[6]
- 吉村奈津子 – 紺野まひる
- 片桐医師 – 原田貴和子
- 吉田由布子 – 春風ひとみ
- 吉田由季 – 遼河はるひ
- 松永和則 – 平泉成
- 松永喜美子 – 木村理恵
- 安武信義 – 北見敏之
- 安武美登里 – 高畑淳子
- 加山医師 – 鶴見辰吾
- 松尾陽一 – 赤井英和
- 伊藤源十 – 古谷一行
ストーリー
安武信吾は西日本新聞社の記者だった。その時にたまたま千恵と出会った。まさしく彼の一目惚れで、猛アプローチの声付き合うことができた。
しかし彼が、千恵の胸にしこりがあることに気づいた。彼女はたいしたことないと思っていたが、検査の結果すぐに左胸を全摘する手術となってしまった。
そしてそれはもし結婚しても、子供が産めなくなる体になると言うことを意味していた。それでも彼は千恵を愛し続けた。
病状が落ち着いた頃に、両親の反対を押しきって信吾は結婚をした。しかし奇跡が起きた。妊娠できないと思っていた体に命が宿った。
しかし、千恵は妊娠により女性ホルモンが大量に作られることで、がんの再発リスクが高まることを恐れ、出産することを諦めようとしていた。
信吾も千恵の意思を尊重していた。しかし医師からは、同じ病で苦しむ人の希望の光になる。と言われ実の父からも「死ぬ気で産め」と言われ出産を決意する。
妊娠中はもちろんがんの検診などを受けることもできない。そして母乳で育てたいと言う希望から、検診を先延ばしにしていた。
しかし、はなちゃんがある時から母乳を飲まなくなったことで、信吾は「はなが何か感じとるかも知れん。検診を受けて来い」と軽い気持ちで言った。
そして勤務中に入ったメールには「再発」のに文字があった。信じられなかったが事実だった。母乳をあきらめがん治療に専念することになった。
もちろん効果があると言えば、民間療法にも挑戦した。その中で「伊藤源十」に出会ったことで、家族の生活は一変した。
彼が提唱する「早寝早起き、玄米生活」と言うのは、基礎体温をできるだけ上げ、免疫力を上げると言う比較的原始的な方法だが、理にかなった治療法でもある。
その時千恵の基礎体温は35度台。とても低かった。そのため毎朝早起きしては、伊藤の元へ通い彼が作る何かしらの飲み物を毎日飲んでいた。
それと並行して、抗がん剤治療も行い、通常の生活ができるまでに回復した。そしてはなちゃんが3歳になった頃、鰹節に興味を持っていた。
そこで千恵ははなちゃんに「1人で生きる術」として、鰹節から出汁を取るお味噌汁作りを教えることにした。もちろん洗濯物をたたむことも。
何時何時、自分に何が起き、自分がいなくなったとしてもはなが自立して生活できるように。しかし幸いにもはなちゃんは嫌がることなく、喜んで毎日お味噌汁を作った。
千恵は実の姉に「厳し過ぎる」と注意されたが「これは私たちの家族の問題、口出ししないで」と強い姿勢ではなちゃんの味噌汁作りを止める事はなかった。
しかし、全身にがんは転移てしまいいつ命がどうなってもおかしくない状態だった。それでも毎朝早起きし玄米生活を続けているおかげか、
1年以上その状態で生き続けることができた。その間にはなちゃんも様々なことが1人でできるようになってきた。
もともと音大出身の千恵。仲間の誘いで、民間の音楽フェスティバルに出演することが決まった。はっきりって自信がなかった。病気になってから歌っていないと言うのもあり、
あまり気乗りはしなかったが、はなちゃんに自分が歌っている姿を覚えていて欲しい。そんな一心でステージに立った。
そして千恵さんは33歳でこの世を去った。夫とはなちゃんを残して。それでもはなちゃんは味噌汁作りを毎日続けていた。
現在のはなちゃん
はなちゃんはすくすくと育ち、父と仲良く暮らしています。高校生となりダンスを始め、定期的に踊っているようです。
そして信吾さんがギターとサックスを演奏するバンドで、ピアノを担当し毎年定期的にコンサートを行っています。
どことなく千恵さんの面影を残した、はなちゃんの成長は信吾さんにとっても、嬉しいことですね。
こちらがダンスするはなちゃんの動画です。ちょっとお化粧しているので分かりづらいですが、グレーの服を着た方がはなちゃんでしょうか。
お味噌汁を毎日作り続け、玄米ご飯を食べ、健康には人一倍気を使う生活をしていると思います。今現在の食生活はどうか分かりませんが、おそらく千恵さんが残したレシピを守り続けていると思います。
感想
千恵さんが娘に残してあげられるのは、生きる術。それを5歳の子に教えるのは並大抵の努力ではできなかったはずです。
映画では喜んで味噌汁を作り続けるはなちゃんですが、実際には5歳と言う年頃であれば、遊びたい気持ちが優先されると思います。
それでも厳しく生きる術を教えていた千恵さん。そしてそれを守ったはなちゃん。それを優しく見守ったお父さん。
この3人の家族がとても素敵なことがよくわかりました。私自身も1人の子供の母として、私にもし何かあった場合1人でも子供が生きていけるよう、
生活の術を学んで欲しいのですが、障害と言う壁が、それを阻んでなかなかうまくいきません。ちえさんが病気の中毎日はなちゃんに味噌汁を作ってもらう事は、
本当に気持ちが通い合ってないと、できないことだと実感しました。
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