「消しゴムをくれた女子を好きになった。」3話、海での再会と夜中にさとみを連れ出した福田

福田は相変わらず、心の中でさとみを思いながら、高校受験は適当に済ませて、

 

板倉と森と同じ高校に入学し、相変わらずの３人組だったが、高２の夏に祖母の旅館を手伝うことになった。

 

夏休みは祖母の旅館で、重労働に明け暮れる中、思わぬチャンスが福田にやってきた。

 

財布の中のラブレター

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福田は中２の時のラブレターを捨てられず、財布にいれたままにしていた。そして、祖母の旅館の手伝いに３人できたが、

 

楽しみがなく、手伝う気力も半分失せていたが、そこに女性のグループがやってきた。

 

板倉と森はすぐ女子たちに声をかけに行くが、福田はさとみへの思いをたちきれないまま、

 

まださとみとの再会を望んでいたので、すぐにそばに行くことはなかった。

 

意外にも森が眼鏡をはずすと「イケメン」ということで、森が一番モテたことに板倉は不満をもっていた。

 

 

ビーチボールの後に来たのは！？

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そんな中福田はさとみに出会えた気がした。思わず抱きしめたが、それはビーチボールだった。

 

がっかりしていると、「久しぶり」とやってきたのがさとみだった。意外にもこんな場所で再会できるなんて。

 

板倉たちが声をかけていた、女子のグループと一緒に来ていた。そこで、福田の思いを成就すべく

 

板倉と森、そして、祖母までが協力を申し出た。その計画は旅館が閉まる時を狙ったものだった。

 

板倉が最初に１人女の子を連れだし、一緒にさとみを呼び出しておき、遅れた時間を伝えておき

 

そこに福田がやってきた。そして二人きりの時間を作った。福田はガラケーを出すと、さとみはうらやましがった。

 

親から反対されて、今回夏のバイトでお金をためて買うつもりだという。そして、中２の時にいろいろ福田に謝らなくてはいけないことがある。

 

と、さとみはいったが、福田は忘れたふりをしていた。すると、いきなり里見が急ぎだした。

 

 

門限を破ると時給なし

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計画では１２時で近辺の旅館が閉まるから、さとみを祖母の旅館に連れてきて二人きりになるはずだった。

 

しかし、さとみが働く旅館は門限が１１時半。その時間を守らないと、時給がもらえないという。

 

さとみは旅館にむけてはしった。福田も一緒に走ったが、すでに門限を過ぎてしまっていたが、

 

幸運なことに、さとみたちのへやのベランダが開いていた。これなら福田はのぼれる！！

 

と、確信をもって上ったが、下を見るとさとみがいない。と、さとみがのぼってきた。

 

そして、部屋に入ると誰もいなかった。かえって都合がよかった。と話していたら、

 

誰かが部屋に入ってきて、二人は布団に隠れたが、入ってきたのはさとみの友達と森だった。

 

なんでここに森がいるのか！？板倉がもう一人を連れ出し、福田は計画では祖母の旅館にいるはず。

 

なので、そのすきに森はちゃっかり、違う女の子と仲良くなっていた。

 

 

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