家族の「秘密」を一人知ってしまった空。どうすればいい？子供探偵「書けないッ！！」7話
家族の様子がいつもと違う。何かが違う。と勘づき始めた息子の空。そこでよくよく家族を観察していた。
いつも仙川は嬉しそうに、絵里花に会いに行くのに最近はうれしそうでもない。ママもため息ばかり。
そして、パパはこそこそとスマホをいじっている。何ががおかしい。
コンテンツ
絵里香パパに会う
絵里花はついに「DJ YOO」に本名を名乗りメッセ―ジを送ってしまった。仙川に相談しながらだが
仙川は最初から「パパ探しに乗り気」ではなかった。しかし、本名を送った途端、文章が変わり「会う約束」になった。
すると、仙川にも「責任取って一緒に来て！！」と迫る絵里花に、嫌とは言えず嫌々同伴することになった。
そのやり取りを、壁越しに「聴診器」で聞いていた空は、真実を知ってしまった。今度お姉ちゃんが本当のパパと会う！！
そこで同級生の女の子に相談すると、まずはママにそのことを相談するべき。芽は早いうちに摘まないと！！
しかし、ママに話す時間もなく、姉が「DJ YOO」と会う日が来てしまった。空は女の子と「探偵団」となり、
姉からは見えない席に座り、2人の様子を見守っていた。しかし、30分前に到着した2人は落ち着かない。
ついには、絵里花は立ちあがって「やっぱり私、会えない！！パパは一人だけだもん！！仙川君代りに会って！」
と、言って帰ってしまった。残された仙川はパパらしき人物と会う羽目になったが、それ以上の進展はなかった。
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パパのスマホ相手
最近パパはこそこそとスマホをいじり、嬉しそうにしている。その様子が気になる空。
姉が喫茶店から帰ったので、自分たちも帰ることにしたが、同じ通りにあるカフェで、パパが女性と会っていた。
それが「スマホの相手」だった、仙川が絵里花に付き合うため、代筆できないので「シナリオライター」を目指している
脳冷却法を行っている、桜子に代筆をお願いしていたのだった。そして、これから魅力的なキャラクターにドラマ内の桜子を変えていく！！
と、約束したが、プロデューサーからの意見で、桜子は嫉妬に狂う女に変貌していくことを謝った。
しかし、代筆して順調に書き上げている時、主演の「神宮寺」から物言いがついていた。
「前回のラップシーン良かったでしょ！？あれは俺の魅力を最大限に引き出している。次はすべてラップで！！」
そして、視聴率が延びなかったことに、プロデューサーは圭祐一人に全話書かせるのは無理と判断し
もう一人脚本家を用意し、9話を任せることにした。と連絡が来たのだ。すべて自分の作品になるはずだったのに・・・。
圭祐のショックはとても大きかった。しかし上が決めたことに逆らうことはできない。
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ママの秘密
ママに姉の事を相談したくて、編集者の担当者が帰るのを待っていた空。しかし、ママは「対談」があるから。
と、編集者と一緒に家を出てしまった。それを知らずに母の仕事部屋へ行く空。
いないことを知ると、何気なくデスクの前に立った。すると「ヴァンパイア」という文字が目に入り
思わずそれを手に取り、中身を見てしまった。ママもパパと同じ「ヴァンパイア」を書いている！！衝撃の事実だった。
一方で、対談が終わり私用で出かけたのは、圭祐がいつも行く「米粒クリニック」だった。
「最近よく眠れない」という。それは夫は脚本家、私は小説家で、同じ題材で書かなくては行けなくなった。
しかし、自分の作品を夫が読んだ時、きっと夫は妻の才能に嫉妬するのではないだろうか・・・。と悩んでいるという。
しかし、医者はそれを否定した。「本当はあなたが夫の才能に嫉妬している」と。奈美はそれを否定できなかった。
圭祐が行き詰った時、アドバイスをしたが圭祐は自分の力で書き上げ、それが映像化された時「とてもおもしろい」と思った。
そして、視聴率10%、1%は100万人に相当する。本なら100万部の売り上げ。そんな風に夫と自分を比較してしまう自分を認めていた。
結局スッキリしないまま帰宅したが、絵里花は仙川にすべてを託したのでスッキリして、帰宅し夕飯の準備に取り掛かった。
果たして、圭祐は最後までドラマを書き上げられるのか！？
感想
絵里花のギリギリまでの苦悩がよくわかりますが、「なぜ仙川と実父かもしれない」人と会うのか！？絵里花の混乱ぶりがよくわかりました。
そして、何とか家族問題を解決しようと、友達と奮闘する空も「チビコナン風」でかわいかったですね。
それにしても、プロデューサーは周りに振り回されて、いい顔をしすぎていないだろうか！？
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