オトナの土ドラフジテレビ「隕石家族」祖母の秘密とひさちゃんのおにぎり

隕石が地球に衝突するまで145日。

祖母の正子は突然押入れの整理を始めた。「遺品整理」という。

久美子は【あれが来るからしなくても・・・】と言いつつも手伝っていたが

祖母がお手玉を見つけた時、何か話しかけて言葉が止まってしまった。

 

コンテンツ

狂い始める人々

 

隕石がどんどん近づいてくると、人々はおかしくなるのか!?

祖母の正子は【あれ】の前に死ぬかもしれないから、遺品整理をするのだという。

そして、押入れからお手玉がでてきたら、なつかしそうに

「一つはじめは一宮・・・」

と、お手玉を始めた。そして、昔の話しを始めた。

「昔、こうしてよくひさちゃんとね・・・」

と、言ったとたん口を閉ざしてしまった。それから正子は食欲もなく

介護施設のトランプでも上の空・・・。祖母は一体どうしたのだろうか!?

 

家族のだれもが気にする中、ふさぎ込んでしまった祖母。

正子は思い出していた。ひさちゃんは自分のせいで死んでしまった。

その気持ちを持ち続けて生きていたのだった。

久美子は嫁、「他人ならはなせるでしょ?」と話しを聞いてみると

70年以上前、おそらく戦争の疎開先でのことだろう。

親戚の村に預けられた正子は、同じくらいの年の女の子ひさちゃんと仲良くなった。

いつものように「お手玉」をして遊んでいたが、その年はすごい日照りで作物が取れなかった。

しかし、ある家族が空腹に耐えかねて神社に備蓄してあったお米を盗んでしまった。

 

 

ひさちゃんが持ってきたおにぎり

 

いつものように2人で遊んでいた正子。ひさちゃんは小さなおにぎりを2つ持ってきた。

ひとつづつ食べていると、大人がやってきて「その米はどこで手に入れた?」

と、問い詰められた。実はお腹を空かせている正子の為に、ひさちゃんの家族が神社から盗んだ米だった。

ひさちゃんから【口止め】されたにも関わらず、正子はすぐに「ひさちゃんにもらった」と言ってしまった。

 

村の【掟】でひさちゃん家族は山奥へ縄でつながれ連れていかれた。

【掟】を破った者は山奥に埋められる。

同じようなことが日常に起きていた。ゴミの管理をしている御園さん。

何度言ってもゴミの分別を守らない田中さん。

御園さんはどうしてもゴミの分別を守ってほしくて、【ゴミの気持ち】をわからせるため

庭に掘った穴に田中さんの首から下を埋めてしまった。

それがますます正子の記憶を追い詰めていった。

 

探し出したひさちゃん

 

突然、正子を訪ねてきた老女。

正子には見覚えのある「泣きぼくろ」があった。

お手玉を見つけると、昔のように「一つはじめは・・・」とお手玉を始めた。

ひさちゃんは生きていた!!村はダムに沈み、今は愛知にいるらしい。

正子は元気を取り戻し、心の重荷がすべて降りたようだった。

 

ひさちゃんを見送る久美子は、老女に「お金」を渡した。

実は雇われた女性で、偽のひさちゃんだった。

次女とその彼と、久美子でひさちゃんを探した。

ひさちゃんは「生きていた」しかし、痴ほう症になり昔の記憶が一切なかった。

ひさちゃんは生きていたのは本当だった。だから、嘘はついたけど正子のため家族は小さな嘘をついた。

 

ダブルブッキング

久美子はキャプテンの片瀬から、日曜日「鎌倉へ行こう」と誘われていた。

そして、キャプテンのハンドルネームでメールをやり取りしている夫の和彦は

いつもの居酒屋でキャプテンと、模型鉄道の話しでもりあがっていた。

そして、日曜日一緒に【江ノ電】に乗る約束をしていた。

 

キャプテンは和彦が久美子の夫だと知らずに相談をした。

「今、好きな人がいるんですが、結婚しているんです。奪うべきですか?」

即答で

【奪うべきです!!】

と答えた和彦を次女の彼が同じ店で、同窓会をやっていて目撃してしまった。

週末はキャプテン【ダブルブッキング】なのではないのか!?

 

 

2020年春オトナの土ドラ「隕石家族」地球滅亡まであと半年!!門倉家の運命は!?

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