「東京放置食堂」6話、島に降り立った人気脚本家の本当の理由とは?

東京都心から120キロ離れた海の中に、小さな東京がある。伊豆大島。忘れ去られたように何もない。

 

しかしそこにはゆったりとした時間と、どこか懐かしいな風景が広がり、人々の疲れた気持ちを癒す場所でもある。

 

南波が船から降りてきた女性を見つけて声をかけた。すると名刺を渡してきた。「脚本家」とあり宮田と名乗っていた。

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人気脚本家の視察

南波がこの島に来た理由を聞くと、次回作の視察に来たと言う。彼も大ファンだったドラマの脚本家であり、

 

視聴率30%を超える人気ドラマでもあった、ミステリー脚本家宮田。そんな人気者が島にどんな素材を求めてきたのだろうか。

 

すると宮田は「ファミリードラマ」とミステリーで有名なのに、次回作はファミリードラマを考えていると言う。そこで伊豆大島を舞台にインスピレーションを感じたいと言う。

 

南波はそれならばお任せください。と言って宮田をタクシーに乗せて、伊豆大島にある変わった土地や、火山でできた特有の地層などを見せた。

 

しかし宮田は何を見ても「産道、赤ちゃんがこの道を通ってくるの」と言う。かと思えばミステリー的な要素も含まれてくる。

 

南波はファミリー向けドラマなのか、ミステリードラマなのか、宮田が頭の中でどんなストーリーを描いているのかわからなかった。

 

そんな時坂道を日出子が、鼻歌を歌いながら自転車で爽快に走っていった。南波は「居酒屋の日出さんです。よかったらこれから飲みに行きませんか?」

 

と言って、宮田を誘って風待屋へやってきた。なんだか神妙な面持ちの宮田。しかも渚に年齢を聞いてきた。

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宮田からのとんでもない申し出

すかさず日出子が「私は53歳よ」と自分の年齢は答えた。すると宮田は「あなたではなくて、こちらの女の子。」と訂正した。

 

渚は初めて来た客であり、いきなり年齢を聞かれて答えたくはなかった。しかしくさやの北野が渚の年齢を「25歳です」と答えてしまった。

 

するとますます神妙な顔付で考えだし、2人に提案をした。渚に「明日時間ありますか?」と聞くと休みだと答えた渚に、

 

「お二人で明日私の書いた脚本を演じてもらえませんか?」と提案してきた。突然の申し出に戸惑ったが、宮田は3万円を置いて帰ってしまった。

 

日出子が多すぎます!と叫んだが、「明日の出演料です」と言って去っていった。お金を受け取った以上、やらなくてはいけないのか。

 

そして翌日、渚と日出子は、宮田が「産道」と言っていた、崖に挟まれた階段に立って、宮田の書いた脚本でお芝居をしていた。

 

しかし、素人なのでお芝居といっても、何の技術も持ち合わせていない。そして感情表現なんていきなりできない。

 

それでも宮田は、渚ばかりに演技指導して、厳しく当たっていた。そして最終的に海岸に来て、2人が別れるシーンがやってきた。

 

どうやら宮田の書いた脚本は、2人が親子であり、母が罪を犯したため、娘を手放さざるを得ず、服役を終えて会いに来た。と言う設定らしい。

 

そして海岸で2人の別れがやってくる。勝手にきて勝手に帰る、そんな母親に納得がいかない娘は、母に当たる。

 

そこで宮田のカットがかかった。宮田が大島に来て書き上げた、ファミリードラマの脚本が、2人によって演じられた。

 

これで宮田の脚本は完成したのだろうか。それともここからまた広がりを見せるのだろうか?

宮田が島に来た本当の目的を話す

演技を終えて、風待屋で飲むことになった。いつものように島の名物でもてなす2人。

 

みんなはこのドラマがいつ放送されるのか、宮田を質問攻めにした。しかし放送日は決まっておらず、制作するかどうかも決まっていなかった。

 

ただ放送するとしても東京ローカルになるので、ここでは放送されない。と言うと渚が「ここも東京です」と一言添えた。

 

日出子は宮田が、本当は別の目的がありこの島に来たことに気づいていた。そして単刀直入に宮田に質問をした。

 

「あなた、この島に来た理由は視察じゃないわよね?演技の時、私の事はほったらかしで渚ちゃんばかり演技の指導していた。」

 

素人には到底無理なことを、渚にだけは強要していたことを、日出子はわかっていた。しかしそれがなぜなのかわからなかった。

 

すると宮田は1通の封筒出した。それは高校生の時に妊娠し、相手と別れてしまい、1人で出産した過去があり、

 

分娩室で女の子を出産した。そしていちど腕に抱いただけで、養子縁組の両親の元へ娘はいってしまった。

 

しかし最近になり、「娘に会いに来てほしい」と養父母から手紙が来たと言う。どうやら島に一軒あるお土産屋さんらしい。

 

翌日2人に付き添われ、お土産屋さんに行くと、渚は「若い女の子が1人しかいないから」と付け加えた。宮田は意を決して店の中に入っていった。

 

少しの間店内を見ていると、女の子が声をかけてきた。今15歳のはず。「何かお探しですか?」と尋ねられ、「あのくらいの娘にお土産を」と答えた。

 

すると、少女は迷うことなく、カウンターのそばにあった椿油をお勧めした。宮田はそのチョイスにびっくりした。

 

「あなたぐらいの年齢でも、これは使うの?」と尋ねると、「はい、普通に使えますよ」と答え、宮田はそれを購入することにした。

 

娘が選んでくれた椿油。大切に東京に持って帰った。そして後日渚が、宮田のブログを見ると、大島での様子が書かれており、その最後にはあの椿油がアップされていた。

 

宮田は大島での出来事を、ドラマ化するのだろうか。お土産あの少女は気づいていた。島から去っていく宮田を見送っていたのだ。

 

きっと、宮田も娘に送るドラマとして、大島での経験をもとに、ドラマを完成させるだろう。そしてその時にはまた大島に来て、くさやと地元のお酒を楽しむだろう。

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※本ページ情報は2021年9月現在です。詳細については公式ホームページにてご確認ください。

 


 

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