テレビ朝日ドラマ「7人の秘書」粟田口大臣をおとしめる、萬と鰐淵の秘策

萬はしばらく店を閉めると、秘書たちは「解散」と回杯して、照井の前で解散した。

しかしそれは、ホテルの写真がまだ照井が関係していないときに、撮影されたもので、まだ銀行の秘書として働いているからだ。

そして、萬はある場所にいた。そして鰐淵もその場所に偶然居合わせた。そこはかつて不正の濡れ衣を着せられ、命を断った鰐淵の夫の墓だった。

 

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お墓参り

今度こそ本当に、粟田口大臣を政界から引きずり落とさないと、日本がダメになる。そんな強い決意で墓参りに訪れた萬。

そこへ鰐淵の妻である五月も合流した。かつて同じく粟田口の秘書として、同じ事務所で働いた仲間だ。

しかし夫は濡れ衣を着せられ、自ら命を断った。そして萬は責任を全て被せられ、刑務所に2年服役することになった。

粟田口大臣の秘書になった事は、萬にとって最大の誇りだった。しかしそんな誇りも徐々に消え失せていた。

粟田口大臣が裏で不正な行いし、不正な献金をばらまいていることが発覚したのだ。

 

それを止めようとした萬と鰐淵は、しっぽを振らなくなった犬はいつか飼い主に噛み付くと、苦い水を飲ませられた。

つまり粟田口大臣の周りには、イエスマンしか要らない。そのため大臣が不正を行っても目をつぶっている者しか周りにいなくなった。

結果的に研究施設を建設するための、巨額な資金集めを、不正に行うことを誰も止めるものがいなくなった。

それどころか不正に献金するものばかりが、甘い汁を吸えるので大臣の周りに集まるようになった。

しかしもう鰐淵も夫の仇を取る時が来た。お墓の後に密かに隠しておいたものがあったのだ。

辺りが暗くなるのを待ち、萬と2人でお墓の後を掘り起こしていった。すると手提げ金庫に当たった。これが最終的な敵討ちとなるのか?

 

金庫にあったもの

金庫にあったのは、鰐淵と萬がまだ粟田口の事務所で働いている頃に、手に入れた関係先の名簿と

おそらく不正な献金が行われた証拠となる通帳の類が出てきた。それを利用し粟田口の不正を今暴くことができるのだろうか?

その証拠は、萬が粟田口にクビを切られた2年前にさかのぼるが、記載されている事項はもっと前にさかのぼるだろう。

しかし、実際にどこまで遡れば研究施設の不正献金が、確実に暴かれるのか誰もわからない。

 

萬は店を閉めたが、店の中では秘書軍団があらゆる証拠を集めていた。

千代はクラブのホステスに戻り、政界のお偉いさん達に盗聴器を取り付け、不正の証拠となる会話を盗み聞きしていた。

そして、三和は実家が営むホテルで、献金の証拠となる通帳をサランに暴いてもらい、さらにあの画像がどこから流出したのか?

すべて切ったはずの防犯カメラが、稼働したと言う事は、同じ電気系統で動いていない別の防犯カメラが存在したと言うことだ。

実際にバッテリーで稼働する防犯カメラが、ホテルの廊下の3カ所位に設置されていた。その画像が流出したのだ。

三和はやはり、父に売られていた。こうなったら何が何でも粟田口の不正を暴くなければいけない。

 

サランの退院

サランは1人粟田口の秘書として、従順な態度をとり、不正を暴こうと乗り込んだが、フリーライターに階段から突き落とされ大怪我をした。

しかしある程度怪我が回復すると、病室にこもっていては、自分は役に立てないと言うことで無理に退院をしてきた。

そしていつものように萬の店でパソコンを開き、粟田口の不正を暴くため、様々なハッキングを行っていた。

警視庁の秘書をクビになった不二子は、警視庁のデータから、不正の証拠となるものを後輩の男性から受け取り

それをサランに渡し、解析を急いでいた。それぞれの元秘書が、自分たちの新しい方法で、粟田口を最後まで追い詰めるまでがんばっていた。

 

そんな時、鍵のしまった店の扉が突然ノックされた。しかし店中に不正の証拠の紙があるので、全員が焦ったが

開けてみれば照井だった。みんながやっぱり店に集まっていることを不満に思い、自分だけが仲間外れにされているとすねてしまった。

しかし、全員で集めた証拠は、巧妙に細工されており、その証拠が一つ一つ成立しておりつながっていないのだ。

と言う事は、この証拠が1つの線になっていると言う証拠を掴むなければいけない。

そこに来た照井だった。おぼこと言われながらもまだ使える最終兵器だと言われた。それは頭取のパソコンをハッキングすること。

最近の彼の流れを把握すれば、点と点で存在している不正が線で結ばれるはず!

おぼこと言われながらも、仕事でミスが多い照井だが、この大仕事成し遂げることができるのだろうか?

 

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