日テレヒューマンドラマ25年の眠りから覚めた「35歳の少女」結人の就職が決まるも・・・。

内心結人は「教師になる」と言いつつ、学校が見つからず焦っていた。

このままでは生活費がそこをついてしまうが、望美には理解ができない。

そこで、妥協することにした。そしてなんとか働ける学校が決まった。

 

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就職の報告

結人は教師になったばかりの頃、クラスのいじめを見てみないふりをして、一人の少年が亡くなった。

もう、そんな思いはしたくないと、教師を辞め自堕落な生活を送りながら、代行業をして日銭を稼いでいた。

そこで、望美が目覚めた知らせを受け、事故前に貸していた「モモ」という本を望美が返すために

25年ぶりの再会をし、2人は付き合うようになり、半ば喧嘩別れのような形で

多恵の家を出た望美は、結人と新しい生活をしていた。しかし、結人は望美に励まされ

「もう一度教師を目指す」と言っても、あの頃より状況はさらに厳しく

「信念」を貫くなら、採用しないと言われてしまうばかり。

 

そこで、結人は妥協し、信念は胸にしまい大人しく教師をすることを前提に

昔働いていた学校が採用を決めてくれた。それを望美に報告すると

望美は当然喜んだが、「だが、しかし・・・」と、採用の条件を話すと望美は怒り始めた。

しかし、内心望美との生活もあり、焦っていた結人は、それを承諾したのは望美のためでもあった。

そのため言い合いになってしまった2人。

 

時岡家での出来事

それより少し前、望美は時岡家に呼ばれていた。多恵が家を売却するというのだ。

売却に強く反対したのは、家を建てた進次だが、望美は納得がいかなかった。

25年ぶりに目覚めてみると、家族は崩壊し家はすっかり変わっていた。

その責任はすべて「お姉ちゃんにある。あの時死んでくれたらよかった」

と、以前に愛美が言い放ったことがある。

 

しかし、望美にも言いたいことが山ほどあった。自分が寄り道をして事故に遭ったのは自分が悪い。

だけど、25年の間に家族が崩壊してしまったことを、みんなが自分のせいにすることに納得がいかなかった。

25年間、自分は生きたかった中学も、高校も、大学も、就職活動もできず、目覚めたら35歳になっていた。

しかし、愛美はそのすべてを経験してきた。そして挙句に家を自分から飛び出した。

父もそうだ。望美の看病で疲れている多恵を見るのがつらかった。と離婚を選択したが、

それは、ただ現実から逃げたかっただけ。望美のせいではない。

 

みんなの時間をちょうだい

家族みんなが、望美が事故に遭い、すべてが変わってしまったように言う。

しかし、それは「望美の事故」を言い訳にしているだけで、みんな望美が過ごせなかった

25年を普通に生活してきた。その結果家族が崩壊してしまっただけのこと。

だったら、その「無駄にした時間全部私にちょうだい!!」と望美は家族にたいして叫んだ。

 

そして、結人が望美の為に、就職に妥協したことも許すことができず

「私がいなければ、みんな苦しまずに済むから」

と、いるだけを詰めどこかへ去ってしまった。大事にしていたラジカセと、ぬいぐるみのカメのデデを結人の家に置いたまま。

結人は初めて、望美が10歳の時に録音したテープを聴いていた。

望美は一人、どこへいったのだろうか!?

 

 

日テレドラマ「35歳の少女」それぞれの就職活動と、望美の面接

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