日テレ土曜ドラマ「35歳の少女」多恵が知らずに口づさんでいた歌。

望美が事故にあってから、多恵の日記の記録が止まっていた。

それどころではない毎日が始まったと言うことだった。それとともに「トンボ」が好きだった理由も忘れかけていた。

しかし、夢に出てきた望美がその理由を聞いたとき、目が覚めてしまった。

 

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多恵がトンボを好き理由

多恵は望美が目覚めてから、再びトンボの歌を口ずさむことが多くなっていた。

知らず知らずのうちに、口から出てくるトンボの歌。その答えは望美の部屋にあった。

アナウンサー志望だった望みは、多くのカセットテープに家族にインタビューをしたり、友達にインタビューをして

その記録が全て部屋に残されていた。その中に多恵に、インタビューした1本があった。

 

なぜトンボの歌が好きなのか?なぜトンボが好きなのか?

それには25年前、素直に答える多恵の姿があった。

トンボは前にしか向けないの。前に向かってしか飛べないの。だから、まっすぐ前を向き進んでいくところが好き。

そう、望美が目覚めてから多恵が口ずさむようになったのは、目覚めたら大人になっていると思っていた。

しかし、望美は10歳のまま、疑問をぶつけ、自分の思い通りにならないと家から抜け出してしまう。

多恵が思い描いていた望美が目覚めてからのプランが全く違っていた。

だからこそくじけることのないように、トンボの歌を知らず知らずに口ずさんでいたのだろう。

 

見ることのできなかった反抗期

望美が事故にあってから本当に様々なことがあった。事故にあってから5年後、望美は死の淵をさまよっていた。

風邪による肺炎で、生きるか死ぬかの瀬戸際だったのだ。そしてその選択は両親に委ねられた。

しかし皮肉なことに、そこで父親の進次が多恵の考え方についていけず、離婚と言う道を選ばざるをえなくなった。

そしてかわいかった愛美も、愛情に飢えたまま、次第に成長し反発するように家を出てしまった。

 

そして望みが目覚めるまで、多恵は1人で働きながら、介護をし毎日があっという間に過ぎていった。

そんな中で、望美が15歳になった頃ふと思ったことがあった。

それは、いきなり脳裏に蘇ってきた。男に絡まれた望美を助けようと、必死になり怪我をした多恵。

しかし、そんな多恵の態度が気に入らないと望美は反発をしたのだった。

そんな時に蘇ってきた光景があった。2人で死のうと思ったことがあったと言う。

望美は15歳、本来ならば反抗期真っ只中でとても大変な時期だけど、多恵はそれを見ることができないと思ったら辛くなってしまった。

 

思いとどまった理由

しかし多恵は、2人で死ぬことを諦めた。死を考えたときふと外を見ると、窓際にトンボが止まっていた。

それを見て、「まっすぐ前に進む」と言うメッセージに聞こえてきたのだった。

それ以来そのトンボが励みになり、多恵はがむしゃらに頑張ってきた。その結果望は目覚めることができた。

 

そして今、皮肉にも結人が忠告したように、心が急速に成長し「反抗期」を迎え、望美はイライラし多恵に反発をしていた。

多恵はもう経験することがないと思っていた、望美の反抗期を目の前にして嬉しくて泣いてしまった。

学力だけでなく、気持ちもちゃんと成長している証拠だ。これからも望美の気持ちには変化が起きると思うが

それは望美の成長に合わせ、普通の人が経験するような気持ちの変化だと思う。

 

 

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