「Get Ready」2話、裏口入学に2億円、全身転移のガンの父、そこに生きる価値はあるか?

今回ジョーカーの表の顔がはっきりとわかった。それは離婚した妻が息子の小学校入学試験について、話をしに来たからだった。

 

いくつかの学校受験したが、すべて落ちてしまったらしい。しかし城和大学附属なら、2億円払えば裏口入学が可能だと言う。

 

そのお金を用意してもらおうと、話をしにきたのだったが、ジョーカーの表向きの仕事は「国際弁護士」だった。

 

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裏口入学に2億円の寄付金

城和大学では、もう常識となっているかのように、裏口入学につき1人「2億円」の寄付金を収めれば

 

入試で落ちたとしても、入学枠が用意されることになっている。今のところ20枠となっているが、

 

大学と附属病院の理事を務める、坊城理事はあと20枠増やすように、周りに指示を出していた。

 

もちろん、裏口の寄付金として2億円をしっかりといただくこと。そうすればお金がどんどん集まってくる。

 

しかし、その考えに異論を唱える者がいた。それは息子だった。かつて息子は、母が父に誤診されたことにより亡くなった。

 

そのことを今でもしっかりと覚えており、父が金儲けばかりに走っていると、裏口入学に反対をしていた。

 

そんな時に、週刊誌に父がやっている不正について取り上げられることになった。しかし、父は公然の事実だと動じる事はなかった。

 

そこで、息子は理事会を開き父の責任追及をし、理事の座から引き下ろすことにした。

 

しかし、すでに父の様子はおかしかった。自分の体は自分がよくわかっている。と言って、息子に取り合わなかった。

 

父は、自分がもう余命いくばくもないことをわかっていた。その上で裏口入学の枠を増やして、やりたいことがあったのだ。

 

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全身に顔が移転した父がやりたいこと

坊城は理事の座を追われてからも、何かに奔走していた。「お金はこちらでいくらでも用意するから」と言って何か設計図を渡していた。

 

彼が裏金を集めてまでやりたかった事は、医療難民をなくすこと。日本の隅々にまで病院を行き渡らせること。

 

そのためには、膨大な資金と土地が必要となる。しかし、前から病院を建設する場所には目をつけていた。

 

そこで、理事の座を追われた後、自分の命が尽きるまで、病院の建設を急ごうと交渉をしていた。

 

そして、裏口入学の枠を増やしたのも、病院を増やすには、医師の数も必要となるため、席がいくら足りなくなっても

 

その病院に勤務する医師が必要となってくる。もちろん、そのために医療の質を落とす事はいけない。

 

クイーンとスペードは、坊城に「やってみないとわからない」と言って、車椅子に座らせて、パソコンの前に最後の「講義」を行う通知を出した。

 

もちろん、息子がいる理事長室にも、その通知が届いた。次々とログインしてくる生徒たち。息子もログインしていた。

 

その中で坊城は、医療格差や僻地にまで医療を届けたいと言う思いを、節節と語った。そして最後の講義を終えた。

 

息子は、その時、初めて父の医療にかける思いを知った。母が亡くなった時も、お金を一生懸命集めていたのも、そのためだった。

 

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坊城に生きる価値があるのか?

今、医療難民が日本にもたくさんいる。そんな医療を変えていきたいと言う、坊城の思いは多くの生徒に伝わった。

 

講義が終わり、たくさんの拍手が聞こえてきた。すでに坊城はかなりの体力を消耗し、動くこともできなかった。

 

しかし、エースは坊城を助ける決意をした。「get ready!」すぐにオペが始まった。しかしクィーンには手遅れとも思えた。

 

エースは動じることなく、がん細胞を全て切除していった。しかし体がもたない。心拍停止に陥ったが、何とか持ち直し、

 

IPS細胞、移植して、必要な臓器をつなげていった。とても繊細な技術を必要とする。そしてチェックをすると、

 

すべての臓器が正常に動きだした。エースにオペを依頼したのは、実は息子だった。父の命を助けてほしいと、10億円出していた。

 

父は、これからも病院をどんどん作り、医療難民がなくなることを願いながら、この先を過ごしていくのだろう。

 

Twitterの感想

やはり毎回POC様は、唐突に現れて、予言を的中し、ジョーカーから多額の金を巻き上げて行く。鮮やかな手さばきです。

 

そして、クイーンとしての仕事ぶりも、なかなかの評価が高いです。このドラマは、各自の個性がしっかりと生かされていると思います。

 


 

 

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