TBS「#家族募集します」3話『にじや』が子供たちの新たな居場所となるきっかけ
いまだに息子に「母親が交通事故で亡くなり、もう帰ってこない」と言い出せない俊平。
そんな時、いつものように「にじや」の二階でごはんを食べていると、めいくの息子大地が何気なく陽に質問した。
「お前のお母さんはいつ帰ってくるの?」返事に困っている陽に向かい、思わず大地は「死んじゃったの!?」と口走ってしまった。
まだ伝えられない真実
大地に決して悪気はなかった。本当のことも知らないのだから。子供なりのコミュニケーションの中での出来事だった。
でも、陽は泣き出してしまった。本当にママが帰ってこない寂しさがある中に、自分もかすかにどこかで感じている部分を突かれたのかもしれない。
蒼介は改めて「シェアハウス」について話題を出した。家賃5万で。という条件だが、俊平はまだみどりが帰ってくるかもしれないから
このシェアハウスには住めない。と答えた。そして礼も「誰にも頼らない覚悟でシングルになったので住まない」と即答した。
するとめいくが、「2人ともいざとなったら、子供を誰かに預けられる人が近くにいる?」と聞くと2人ともいないと答えた。
でも、なかなか引っ越してくる一歩が踏み出せない。頼れる人がいる場所があることはいい事だとわかっていても
礼は自分を甘やかしたくない、俊平はあのアパートを引っ越したくない。という思いで心にブレーキをかけていた。
大地が思わず「ママ死んじゃったの?」と聞いた時、俊平は覚悟を決めようとしたが決められなかった。後日めいくに子供を預け
その間俊平は礼からぐさりと心の柔らかな部分を突き刺された。「真実から逃げてればいつかどうかなると思っている」
でも、子供には本当のことをしっかり話さないといけない。と、自分なりの子供の心理について調べて結果をノートにまとめていた。
いくら大人が嘘をついていても、子供には「真実」を話すことが大切だと書いてある。俊平も3か月以上ママが帰ってこない状態を
いつまでも隠しとおせるはずはないとわかっていた。だから屋上に陽と2人で行き本当の事を告げた。
「ママはね死んじゃったんだよ」
「ママはどこへ行っちゃったの?」
「天国から陽のことをちゃんと見てるよ。天国ってどこにあるのかな・・・。」
「お月様!!だから、いつも僕たちのことを追いかけてくるんだね。」
「そうだね。ママはお月様へ行ったんだね。これからはお前がトリプルグリーンになって弱い子を守るんだぞ!」
やっと本当のことが言えた。自分が思っていたよりも陽は素直に母の死を受け止めてくれた。仕事も手につかなかったがやっと荷物を少し降ろすことができた。
そして、めいくがギターとみどりの絵本を持ってきた。めいくはいつの間にか絵本にメロディーをつけ曲にしてくれていたのだ。そしてみんなの前で披露した。
そして、俊平は「にじや」で暮らすことを決心した。そしてもう一人の礼も「にじや」で暮らす決心をする出来事が起きた。
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学校でも仕事が手につかず、ため息ばかりの礼に同僚の男性教師が心配して声をかけてくれた。
自分一人でやっていく!!と強く決意して、離婚を決めたのに急に仕事が入った時に、偶然「にじや」にしずくを預けることになった事実。
それから交流が始まった、4人の大人と3人の子供たち。子供たちは少しずつ年齢は違うが、すでに打ち解けて3人でごはんを食べたい。
と、言うのでいつものように「にじや」によってご飯を食べてから家に帰る日々が続いていた。
そんな中、しずくはバレエを習っているのか、家族との思い出をみんなの前で発表することになった。しかししずくには家族の思い出がない。
発表することに戸惑い、言葉が出なかったが一気に「にじや」の話しをし、陽くんや、大地くんと遊んだことを話した。
すると講師から「それは誰かな?」と質問され「友達?」と聞かれたしずくは首を振った「家族です!!」
礼はそれを聞き、自分の意志で離婚して勝手に誰にも頼らないと決めてきたが、肝心なしずくの思いはきいたことがなかった。
初めて、「にじや」の存在がしずくの中で大きくなっていることを知り、シェアハウスに移ることを決意した。これでやっと大人4人、子供3人の家族ができた。
「にじや」のおやじもかつてのお店の賑わいを取り戻すべく、15ニュー開発などを始めみんな前に向かって動き出した。
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