フジテレビ系列放送ドラマ「DIVER–特殊潜入班–」D班の存在が炙り出される
警視庁の遠藤は、阿久津が「兵庫県警本部長」に就任してから、
検挙率が上がっていることを不審に思っていた。
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探りを入れる遠藤
元は阿久津も警視庁のキャリアである過去があるらしい。
しかし、何らかの事情があり、警視庁を離れ神戸県警へ来たらしい。
それが、遠藤との間にある「何らか過去」に起きた事件であり
兵悟を動かす原動力ともなっているらしい。
そこで、遠藤は「警視庁からの情報提供」として、ある会社の情報を阿久津に渡した。
「リトレイド貿易」という会社が薬品の密輸に関係していると資料を提供してきた。
そのため、今回は組織に潜り込むのではなく、真っ向から「社員」として乗り込んだ
兵悟と佐根村。そして、化学薬品を製造する会社の女社長として皆本が社長に直接接触した。
社長を罠にかける
元外交官という立場を利用して、海外から薬品を密輸している「リトレイド貿易」の社長渡辺。
そのルートで、VXガスに使用する物資の調達も簡単にできる。
となると、社長に直接テロ犯が接触してくる可能性が高い。
そのため、皆本が社長を連れ出している間に、兵悟と佐根村はあらゆる場所に
「盗聴器」と「隠しカメラ」を仕込んだ。
そして、皆本の会社が実在するように、宮永が作ったHPでまんまと本物の会社と信じ込んだ渡辺は
皆本に接触する前に、確認するという行動にでた。
あとは出方を待つのみだが、そんな時に社長室で男性と渡辺が話し出すと
映像は乱れ、音声もノイズが入り聞こえなくなった。
動く2人
社内に潜入している、兵悟と佐根村は急いで社長室に向かうも、
すでに会話は終わり、佐根村が「明日の」約束だということだけは聞き取っていた。
しかし、水面下では他のことが進行していた。阿久津に情報を渡した遠藤は
【D班】の存在を炙り出すために、部下を送り込み「リトレイド貿易」に張り込みをかけていた。
そして、明日何らか事が起きる前に、止めなければいけない。とD班が動き出した。
社長を拉致し、情報を直接聞くという無謀な計画に出たのだが
遠藤にその情報はすぐに知らされていた。阿久津が水面下で何らか組織を動かし
凶悪犯の検挙率を上げていることは間違いない。
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