ふくまるには力がある?パパさんがどんどん前進していく。「おじさまと猫」7話Paravi先行
おじさまは森山が用意してくれた「日比野響」のピアノコンサートへ行ってみることにした。
妻が倒れてから、ステージに立つとパニック発作が起きるため、ステージに立つことはなくなったが
ピアノ鑑賞するくらいなら大丈夫!!と自分に言い聞かせて森山と客席についた。
コンテンツ
演奏が始まる
しかし、演奏が始まって数分後、森山が神田先生を見ると、胸を押さえて「発作症状」が出ていた。
そのため、始まってそうそうに会場から出ることになったが、日比野は見逃していなかった。
自分が【目標】として来た「神田冬樹」があの確かにいた。しかし、すぐに退席したことから
【自分の演奏は聴くまでもない!!】ということなのだろうか・・・。
そのことばかりが気になり、練習にも集中できなかった。神田はまさか日比野が気づいているとは知らなかった。
そんな時、日比野の母がキャリーケースを持ってやってきたが、「引っ越したら猫飼えないの。よろしくね」
と、言って帰ってしまった。昔から自分勝手で自分のコンクールも忘れ、彼氏とデートに出かけるような母。
【命】にも【感情がある】その時の自分に猫を重ねた響は、「猫の命に責任を持てないなら、もう二度とペットを飼うな!!」
と、声を荒げていたが、母親は何の反応もせず、何事もなかったように帰って行った。
残された猫
とりあえず、「キャリーケース」に猫が入れられてきただけで、ごはんも何もない。
響は近所の「ペットショップ」をネットで探し、買い物に出かけたが、その前に猫の写真を撮っていた。
そこで、ペットショップで突然猫が家に来て・・・。と、店員の紅葉に写真を見せると
紅葉はものすごく喜んだ!!「この間引き取ってくれって言われて、その後が気になっていたんです!!」
と、猫の為に必要な物をどんどん響に持たせていった。「大丈夫大丈夫」と荷物を持つ響。
それを神田はたまたまお店に来ていて様子を見ていた。話しかけたかった。でも勇気が出なかった。
その瞬間、響が陳列棚にぶつかり、持っていた荷物をすべて落としてしまった。
すると、神田は信じられなくなるくらいに、「大丈夫ですか?」と声をかけ、落ちたものを集めていた。
そして、「日比野響さんですよね?猫飼ってらっしゃるんですか?僕も飼っているんです。」
と、響が買い物を済ますと、「家まで運びますよ。一応知識はありますから。どんな猫か見てみたいですし♪」
自分でも信じられないくらいに、積極的に響に近づいていた。ふくまるが家に来てくれたから、こんな力が湧いて来たんだ。
響の猫
神田は早く猫を見たかったが、「お楽しみ」として大事にとっていた。響はあの時退場してしまった神田が
猫のことで自分と並んで歩いている。「雲の上の人」だったのに、猫のことになるとこんなに変わるんだ。
と、思いながら歩いていたが、留守番していた「ふくまる」はご飯を食べながらパパさんを待っていたが
何かを感じ取っていた。そして、不思議なことに響の家にいたグレーの猫も「何かを感じ取っていた。」
2匹とも偶然にも【エキゾチックショートヘア】だったのだ。まだ神田はそれを知らない。
響もまだ神田の猫を見ていないから、どんな猫が「ふくまる」なのかはわからない。
でも、すでに二匹の猫は何かを感じ、ソワソワとしていた。まさか・・・姉弟とは知らず・・・。
おじさまと猫の先行配信はParaviで
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早く続きが見たい方はぜひParaviで楽しんでくださいね。
【Paravi】
※本ページ情報は2021年1月現在です。詳細はParavi公式サイトでご確認ください。
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