北村有起哉主演「ムショぼけ」刑務所内の出来事と、あるきっかけで娘に再会！
宗介は14年前に敵視していた組の、組長めがけてカチコミを仕掛けたが、弾は幸運なのか手に怪我を負わせた程度だった。
しかし「14年」という服役生活が待っていた。でも出所したら約束の【5千万】と、構成員復帰が約束されていたので、
刑務所暮らしも苦にはならなかった。逆に同じようなチンピラたちに「カチコミ」自慢をして、楽しい刑務所暮らしを送っていた。
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突き付けられた現実と見えなくなった未来
まもなく、関西でドラマ『ムショぼけ』第2話が始まります📺✨
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1年ほどして、宗介に「カチコミ」の話しを持ってきた、兄貴分の平松が面会に来た。しかしそこで思いもよらない事実をきかされ、
宗介は【希望】を失ってしまった。平松の話しによると、宗介がカチコミに入る1時間ほど前に、自分の組の組長と、銃撃した組長と、
話し合いで和解が成立しており、その時点で「カチコミ」は不要となった。しかし、それを知らずに銃撃してしまった宗介は
カチコミ前に破門にされた構成員だった。ということになっていた。つまり、破門にされた腹いせに相手方の組長を勝手に襲った。
と、言うことになっていた。そして、決定的なことに組長の命令により組は【解散】することになり、それぞれがカタギの仕事に就くことになった。
つまり、あの日のカチコミは失敗しただけでなく、その前に「手打ち」が成立しており、すでに不要だったため、出所して「5千万」もなし。
そして、構成員復帰も組が解散してしまったのでなくなってしまった。すべての「未来図」は消えてしまった瞬間だった。
話しを聞いていた警務官のはからいで、さっきいた集団の部屋よりも「独房」の方がいいだろう。ということで、宗介一人の刑務所暮らしが始まった。
サプライズの生配信！
弟分よ！
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元舎弟のHIROが、サプライズで喫茶店にリサと現れ、「出所おめでとうございま～す！！」と陽気にカメラで撮影していた。
宗介はHIROが、動画配信では自分の「舎弟」として紹介していることや、暴露している話が嘘が多いことに腹が立っていた。
そこでHIROに殴りかかると、「配信は二度とするな！！」と言い放ったが、「無理です。これ生配信です」と言われてしまった。
リサがチャラチャラと目障りなので、帰らせたが「生配信」の意味が分からず聞いてみると、「生放送」と言われてしまった。
すなわち今の自分の醜態がすべて配信されていたのだ。もう消すこともできない。そのため、カメラを止めさせ改めて今後の配信はするな！！
と、言ったものの暴露系の動画配信で、月200万稼いでいると聞いて、なんとなくうらやましい気持ちがあった。
そしてもう一人合わなくてはいけない人物がいた。「平松」だ。彼がすべての根源。あの話を彼が持ってこなければ、こんな未来になっていなかった。
そこで、平松が働く「解体工場」へ行くと、あの頃の面影はなく老いぼれたじいさんとなった平松がいた。
本当は殴り付けるつもりで、バットを持って行ったが次の瞬間出た言葉が「ここで働かせてください！！」と自分でも思わぬ言葉を発していた。
平松は組が解散したのち、高齢だった叔父の後継ぎとなり、解体工場の社長となっていた。何とかニートからバイトするカタギになった宗介。
HIROからうれしい連絡が来た。「ナツキちゃんからDMが来た！！」と喜んで報告するも、DMが理解できない宗介は一応喜んでみた。
DMの意味を理解して大喜びの宗介
兄弟！
おおきにな～#ムショぼけ 第2話#ABCテレビ(関西)10/10(日)よる11:55#テレビ神奈川 10/12(火)よる11:00#ドラマ #ムショぼけ#北村有起哉 #松尾諭 @matsuo_satoruhttps://t.co/ujxV3jIxOJ pic.twitter.com/ENg4hklSo1— ドラマ＋『ムショぼけ』 10月放送スタート！ (@dramaplus_abc) October 8, 2021
DMとは動画やSNSを見ている人が、直接コンタクトをメールで撮ってくること。つまり、娘のナツキがあの醜態をさらしてしまった
生配信動画をたまたま見ており、DMが来たのだ。そしてその内容に宗介は喜んだ。
「あの動画に出ていた男性はじんないそうすけさんですか？もしそうなら会いたいです」
刑務所に離婚届けが届いてから、会うことも叶わなかった子供たちが、自分から「会いたい」と言ってきてくれた。
ひろしも喜び、スーツや時計を貸してくれた。立派な父親に見えるように。そして待ち合わせの日。そわそわしている宗介の前に
1人の女性が立っていた「ナツキか？」と聞くとうなずいた。久々の再会を抱き合って喜んだ。あんなに小さかったナツキにやっと会えた。
せっかく平松がいい車で運転手として待っていたのに、宗介はまったく違う方向へ行ってしまった。ナツキが小さい頃のように電車に乗り
「甲子園球場」へ行きたいと言ったからだ。ゆったりとすぎる時間と、思い出す時間。なのにあの幻想の刑務官が「ムショぼけ」と邪魔をして来る。
少しだけ思いで話しをして、ナツキは「今度結婚する。お腹にあかちゃんいるの。おじいちゃんになるんだよ」と言って別れた。
実感はまったくないが、やっと娘に会うことができ、しかも自分がおじいちゃんになるという。信じられないサプライズが待っていた。
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