テレビ東京山里亮太原作仲野大賀主演、ヒロイン白石聖「あのコの夢をみたんです」嫉妬が力になる
白石はそつなく仕事をこなし、実績を上げ入社3年で係長まで昇進した。
出世街道まっしぐらの彼女を、誰もがねたむどころか非の打ちどころがなく尊敬さえ抱いていた。
しかし、彼女は「おもしろくない」自分の仕事が評価されても、社長賞をとっても何も面白くない。
コンテンツ
たまたまの出会い
白石は広告企業に勤めるOLだが、提案した広告がクライアントに好評だったり
同じ部の社員への的確なアドバイスで、入社前より部の成績が倍以上に跳ね上がり
毎年「社長賞」を獲得するのが当たり前になっていた。周りもその実力を認め
男性は彼女にしたいよりも、むしろ「高嶺の花」として、白石をあがめるほどだった。
ある日、天井にある1本の蛍光灯が切れそうになっており、その近くの社員に交換を頼んだ。
そして、やってきたのが「庶務8課」の山里だった。そして、白石の仕事ぶりに見とれていると
他の社員から注意を受け、急いで交換を終わらせオフィスを後にしたが
白石は山里が気になり、声をかけようとしたがすれ違ってしまった。
しかし、慌てた山里は「社員証」を落としたため、白石は届けることにした。
未開の地
白石は、社員証を届けようと「庶務8課」を探すが、存在すら知らない課。どこにあるのかわからない。
調べると、自分が何年も働いているオフィスに「地下4階」の存在を知ることになる。
庶務8課は地下4階で、様々な配管に囲まれた中、山里一人が所属する課であり
会社で使う小さな備品管理をしているようだ。ようやく「庶務8課」を見つけドアを開ける白石。
しかし、そこには思いもよらない光景が広がっていた。
さっき自分の課に来ただけの山里が、ひとりひとりにむけて【ものすごい執念で嫉妬心】をノートに書きなぐっていた。
そして、白石の存在に気付かない山里は、白石についてもすごい嫉妬心をあらわに、
ノートに書きなぐっていく。そしてようやく声をかけると、山里はノートを隠した。
しかし、白石は感動で目を潤ませていた。
自分で言っちゃいますが
仕事もできるし、仕事は簡単すぎるし、美人だし、持てるし、社長賞を獲るのは当たり前だし・・・。
とにかく毎日がつまらない!!でも、まさに彼女が求める者が今の山里にあった。
いきなり弟子入り
呆然とする山里に、一通り話し終えると「弟子にしてくださいっ!!」
いきなり、嫉妬心をどうやってもつのかを知るため、弟子入りをするというのだ。
唖然としながらも、山里は白石を弟子入りさせ、あらゆることに嫉妬するように
モニターで指示を出し、日々「嫉妬の鍛練」が始まった。結果白石は仕事がますますできるようになり
入社5年で最年少の社長になった。そして、役目を終えた山里は逆に嫉妬心の対象を亡くし会社を去った。
そして、山里はIT企業を立ち上げ、持ち前の嫉妬心で会社を急成長させるも
海外の企業に吸収合併されそうになってしまう。
それを避けるには「200億円」という現金を用意し、会社を立て直す必要があった。
そこでいきなり、社長室の扉が開き、白石が「大変遅くなり恐縮ですが、授業料でございます」
と、何台ものカートを運ばせてきた。中身は「200億円」
白石は今の自分があるのは、山里の鍛練のおかげ。と惜しみなく融資をしたのだった。
コメントを残す コメントをキャンセル