フジテレビ木10ドラマ「アライブ~がん専門医のカルテ~」皆に勇気をくれた高坂さん退院する

フジテレビで毎週木曜日放送中の、松下奈緒さん主演の「アライブ」

全身ガンと戦う中年女性、高坂さん。勘が鋭く、よく気が利く女性でした。

薫が心に近づくために、わざと自分に「ヤドリギの会」のチラシを配っていたのも気づいていました。

そして、待合室で不安になる人に話しかけては、同じ「ガン患者」の立場で元気を与えてきました。

それは患者だけでなく、日々患者と向き合う医師に対しても同じ姿勢でした。

 

高坂さんの退院

全身ガンの高坂さんのオペが前回行われました。

執刀したのは薫でした。しかしCT画像により腫瘍がもしかしたら「散らばり」オペが不可能かもしれない状態でした。

それでも、一度「開腹」しないとわからない状態でした。

 

「開腹」してみると、予想よりもひどい状態でしたが、きっと薫ならやり切れるオペだったと思います。

しかし、【関東医大中央病院】での医療過誤問題のさなか、その勇気がでなかったのか

何もせずそのまま傷を縫合しました。

その後は「抗がん剤治療」で、がん細胞を少しでも小さくしていくことを提案した心でしたが

高坂はきっぱりと断りました「自分の人生だから、残りはやりたいことをやりたい!!」

 

佐倉莉子のウィッグ

2話で「乳がん」と診断された佐倉。しかし、仕事が決まったばかりで【入院治療】を拒否しました。

そのため、「抗がん剤治療」に通院するようになりました。

心の下で働く研修医「結城」の事が異性として、気になりだした頃脱毛が始まりました。

事前に「ウィッグ」を用意していましたが、あまりにも自分になじまなくて

【周りの人はおかしいと思っている】とずっと思っていました。

すると、突然後ろから「おかしい、そのウィッグ似合ってない!!」

と、断言する女性の声。振り向くと高坂でした。ちょうど佐倉は診察に呼ばれましたが、高坂の言ったことが気になり

診察よりも、高坂に本音を聞きに行きました。

 

「本当のことを言ってくれる人がいなくて、ずっと気になってました」

そこで、高坂は佐倉に新しいウィッグと化粧を施してあげました。

ガン患者が集まるお楽しみ会の日です。

急ぐ2人。途中高坂は痛みを訴えますが、佐倉の為に走りました。

なぜなら、結城先生の「マジックショー」に間に合わなくなるから。

新しいウィッグをして、高坂に化粧をしてもらい、結城の前に出る佐倉は嬉しそう。

 

実は新しいウィッグは薫が以前使っていたものでした。

それを、佐倉用に切りそろえ、20代の女性に似合うようにアレンジしたのです。

それが高坂の最後の仕事と言わんばかりに、佐倉に勇気を与え、恋を応援し

さりげなく、心と薫が再び近づけるように気を遣って退院していきました。

大きく手を振りながら、後ろを振り向かずに・・・。

行ってらっしゃい!

と、見送る佐倉と心、薫。

高坂は痛みを堪えながら3人の声援に後ろ姿のまま、手を振って応えていました。

 

 

フジテレビ木10「アライブ~がん専門医のカルテ~」引きこもりの息子と父の思い

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