フジテレビドラマ「アライブ」入院患者たちの思いや様々な人間模様が描き出される
2020年2月27日放送の「アライブ~がん専門医のカルテ~」
心の診察を受けたのは、大学入学が決まったばかりの少年でした。
9歳の頃に小児がんにかかり、光野が担当していた井上和樹君でした。
残念ながら「再発」入院して、抗がん剤治療を早期に開始することになりました。
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笑顔が見たくて
以前、光野は和樹君の笑顔が見たくて、クラウンになったことがありました。
【笑顔はなによりも薬】
再発にショックを受ける和樹は「ガンサバイバー」として、ブログをつづっていました。
そして、ネット上では「希望くん」と呼ばれていたのです。
そんな自分が、がん再発なんて笑えない冗談。ブログにも書けません。
「家族とスキーへ行った」と嘘のブログをアップしていました。
しかし、やはり抗がん剤治療は辛いのか、食事もしません。
そして、小児がんで入退院を繰り返した弟がいる、研修医夏樹の励ましがアダとなり
和樹はやけになって、病室を勝手に退院してしまいました。
しかし、途中ふらつく姿を「乳がん」患者の佐倉に見られ、倒れたところを助けられました。
再び病室に戻る和樹。あの頃の事を思い出していました。
そう、光野のクラウン姿。あの時に聞いた話し。
和樹はその時にもらった「ピエロの赤いボール」をまだ持っていました。
和樹にとってはそれがお守りだったのでしょう。
母の餃子
再び病室で、「抗がん剤治療」に専念することになった和樹。
サッカー仲間からもらったボールはゴミ箱へ入れてしまいましたが
光野のクラウンを思い出し、少し勇気が出たようです。
母親が「何か食べたいものない?買ってきてあげる」
無言の和樹君でしたが、病室をでようとした母に「餃子」
「お母さんが作った餃子」
やっと本来の和樹君に戻ってくれたようでした。
AYA世代のガン患者の会
思春期や、青年期のガン患者の事を【AYA世代】と呼びます。
正式にはAdolescent&Young Adult
15歳から39歳くらいまでの患者のことを言います。
その世代は、考えも複雑で大人に向けて、大学進学や、就職、出世など様々な問題を抱えながら
ガンとも向き合っていかなくてはいけません。
そこで、心は「AYA世代」の集いをやりたいから、【ヤドリギの会】の方に協力してほしい。
と、薫にお願いしてみました。
実際に会が開かれると、「卵子・精子の凍結」「結婚」
就職活動中に、「ガンサバイバー」であることを正直に話すべきなのか・・・。
様々な疑問を持ったり、その疑問を乗り越えてきた人からの回答がありました。
佐倉や和樹もAYA世代のガンサバイバーとして、これからどう生きていくのか。
様々な話しを聞けたのではないでしょうか!?
和樹はもうブログに嘘は書きません。あるがままの自分を見せることにしました。
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