大人の土ドラ「悪魔の弁護人」御子柴礼司の過去と教官とのつながり

2019年12月28日土曜日、フジテレビ深夜ドラマ大人の土ドラ枠悪魔の弁護人」が放送されました。

しかし今回は、法廷でのシーンは少なく、事務員の日下部が、前回稲見の元妻を訪ねて、御子柴の過去を聞くシーンでした。

御子柴礼司はどんな少年だったのでしょうか?

 

コンテンツ

医療少年院時代

 

御子柴礼司は、みどりちゃんと言う5歳の女の子を殺した罪で、医療少年院に来ました。

通常であれば少年院に入るところ「医療少年院」と言う事は、みどりちゃんの遺体を切断し「死体配達人」と呼ばれたことで、

通常の精神状態ではないと言う判断で、医療少年院に来たと言うことでしょう。

そこで父親代わりの担当教官となったのが、稲見でした。

 

そして、同室の少年となったのが「噓崎れいや」でした。いつも嘘ばかりつくので、それが名前の由来だそうです。

彼は毎日、母に暴力を振るう父が許せず、父親を殺害した罪で医療少年院にきました。

しかし、何か少し問題起こすと反省房に入れられていました。

そんな噓崎にとって、最も辛い手紙が届いたのです。

母親が再婚するため、息子との縁を切る。

母親を助けるつもりで、父親殺害したのに、その母から自分は捨てられる。どれほど辛いことだったでしょうか。

御子柴は、それを知り、「母親に会いに行く」と言う噓崎に協力することにしました。

そして脱走当日の日、護身用にと、噓崎から先の尖った棒を渡されました。

脱走寸前のところで、彼らは稲見教官に見つかります。噓崎を母親に合わせたい一心で御子柴は身を挺して、噓崎を逃がし

稲見の腰あたりを突き刺しました。それが脊髄損傷となり、一生車椅子生活を余儀なくされることになりました。

そして母親に会えたと思っていた御子柴に、悲しい知らせが来ました。

噓崎は母親に会いに行く途中、事故に遭い即死だったと。

 

御子柴の罪

 

御子柴がみどりちゃんを殺害した理由は

虫などを殺してもいいのになぜ人間を殺してはいけないんですか?命の重さは同じです

素朴な疑問からでした。

御子柴が罪を犯したのはそれだけではありませんでした。

みどりちゃんの殺害

みどりちゃんの遺体損壊

民事裁判となり8千万の損害賠償の代わりに、命を持って償った父親。

そして脱走を助けて、事故で亡くなった友人

父親代わりの稲見を刺したことにより、一生車椅子生活にさせる

14歳の少年が償うには、あまりにも大きすぎる罪です。

稲見は一生その罪と向き合い、償い続けるのが、罪人に許されたことだと御子柴を諭し

自分が車椅子生活になった事は、一切責める事はありませんでした。

 

御子柴の償い

 

御子柴は、稲見の言葉を守り、罪人を弁護し、罪を償い続けています。

そして、恩人である稲見の弁護を引き受けたのも、自分の罪を償うためであり、車椅子生活にさせてしまった罪の償いの意味もあったのでしょう。

しかし、稲見からの申し出により、国選弁護人をクビになりかけましたが、日下部が稲見に交渉したことにより、弁護を続けることが可能となりました。

稲見が起こした事件の背景には、介護士からの虐待だけでなく

過去に起きた大型客船の事故

12年前に人を助けて代わりに亡くなった息子の存在

が、大きく関わっているようです。

第5回から第2章が始まりますが、どのような結果になっていくのか見守っていきたいと思います。

 

 

フジテレビドラマ「悪魔の弁護人」にて、秘書の日下部は何をつかんだか?

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